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10月9日は”土偶の日”らしいので土偶を眺めよう

10月9日は”土偶の日”らしいです。

「土偶や、縄文文化に親しむための日」ということなので、私も皆さんに縄文文化に親しんでもらいたいので土偶について少し書いてみます。

私も好きな土偶は色々あります。国宝の茅空も好きだし、仮面の女神も好きです。でも、そういう有名な土偶ってどこか仰々しくて「縄文文化に親しむ」のにはあまり向かないような気もするんです。

もっと縄文の人たちの生活が見えてくるような土偶に接したほうが縄文文化に親しみを感じることができるのではないかと。

そこで思い出したのが、多摩センターの東京都埋蔵文化財センターで見た土偶たちでした。

東京都埋蔵文化財センターには、多摩ニュータウン開発の際に大量に出てきた土器や土偶が収蔵されていて、その一部が展示されています。その土偶がこれ。

素朴ですね。大きさも手のひらサイズ。こういう土偶を見ると、祭りの道具とか言うよりも、お守りのように身に着けていたんじゃないかとか、子どものおもちゃだったんじゃないかとか想像が膨らみます。

もちろん、長い縄文の歴史の中で土偶の形が変遷したりなんだりということもあるんですが、そういう難しいことはおいておいて純粋にこの素朴さに親しみを覚えるのです。

遺跡があるところなら、埋蔵文化財センターや郷土資料館にこの手の土偶がほぼかならずあるので、ちょっと足を運んでみて縄文文化に親しんでみてください。

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