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はてしない石の物語#56~猫のちょいちょい「お風呂に入るリング」~


『幸せのおすそわけ#3~「過去」も「未来」もわかる猫~』で、我が家のネコちゃんは石をいたずらしないのですが、もし「ちょいちょい」といじっているものがあったら、それは「どんな意味があるか思い出して、というようなメッセージがある時」とK先生から言われたことを書きました。

その後、何度かちょいちょいすることが起こり、それは本当に意味があったことに驚いています。今回紹介するのはそのうちのひとつ。

主人の実家からいろんな石と一緒に持ち帰ったアクセサリーの中に、大きめの黒い石のリングがありました。最初にK先生に見ていただいたのは2024年3月11日。その時は見てすぐに「すごく険しい顔をしている」と言われ「険しい顔」というのは初めてのことでちょっと驚きました。「この指輪は癒しが必要。愛を欲しがっている。リビングに置いて、みんなが見えるようにして、家族の団欒を味合わせてあげるのがいいかも」という見立てでした。そこで、家族が見渡せる日当たりのよい場所に置きました。

そうこうしている間に「ネコちゃんがちょいちょいした時は」という話を聞いたのが2024年4月19日。それから間もなくちょいちょいしたのがこのリングでした。

そこで2024年5月8日の勉強会の時に見ていただいたところ「この石はすごく緊張感が強い。緊張感を強いられる場所に長いこといたために、いまだに気が休まっていない。もう少しリビングに置いてみて。でも、少し緩み始めてはいるよ。緩み始めている、ってすごいことだよ」と言っていただきました。そしてふと「お風呂に入れるといいかも」とK先生がおっしゃいました。「お風呂?」と驚いていると「そう、洗面器にお湯をはって入れる、とかでなくちゃんとお風呂。人もお風呂に入ると体が緩むでしょ?お風呂に入れてあげて」と。

これまでたくさん石やアクセサリーを見ていただきましたが「お風呂に入れて」と言われたのは初めて。「私が指にはめてお風呂に入る、というのでもいいでしょうか?」とお聞きしたら「なお良いね!」とのこと。

そんなわけで、私はリングとお風呂に入ることになりました。次に見ていただいたのが2024年5月29日。「だいぶいいねえ。でも、まだ緊張が2,3割残っている。もう少しお風呂を続けて」とのこと。

そして、2024年6月12日に見ていただいた時、このリングを手にしたとたんK先生は「ああ、いいねえ」とおっしゃって、凄く優しい表情になって「これはすごく愛情が深いね。今まで人のありがたみを忘れていたけれど、思い出させてもらったとすごく喜んでいる。思い出させてくれためぐみさんに、しばらくお供したいって。そして人の世界をいろいろ見たいそうだよ」と・・・

聞きながら思わず涙が。このリングがいた環境がどんなものだったのか、私にはわかりません。けれども、ずっと気が休まらなくて、緊張していたのだと思うと、とても愛しくて、お風呂に入りながらもずっと撫でていました。面白いことに、K先生もメッセージを伝えてくださっている間、ずっと石を撫でていました。そして再度「これは本当に愛情が深いね」とおっしゃっていました。

もともと愛情深い石だからこそ、緊張を強いられる日々が辛くて自分を守るためにがちがちに固まっていたのかもしれませんね。

ネコちゃんのちょいちょいがなかったら「お風呂に入る」というメッセージを受け取れたとしても、それはもっとずっと後になっていたと思います。他にも見ていただきたいものがあるので、一度見ていただいたものはどうしても後回しになるからです。

緊張がほぐれて、ふんわりした雰囲気になったリング。最初は黒い部分がもっと強い色を放っていました。解き放たれて、本当に良かった!と、とても嬉しいです。

ちなみに、こちらが少し緊張が緩み始めている、と言われた時のリング。まだお風呂に入る前。

緊張が緩み始めた頃

そしてこちらが、緊張から解き放たれた今のリング。

解き放たれたリング

同じ条件ではないので、違いはよくわかりませんね。

それにしても、我が家のネコちゃんのちょいちょい、本当に不思議。先生から「ちょいちょい」の意味を聞いていなかったら「いたずらは駄目よ」で終わっていました。他にも「ちょいちょい話」があるのですが、それはいつかまた・・・

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