昭和をカタルシス[5] 天才・天然パーマ
私の髪の毛は、父親譲りの天然パーマである。
今は髪にボリュームもなく、短いカットなので気にならないが、学生の時は、クルクルした、天然パーマの髪がとても嫌だった。
天然パーマは“天パー”や“クルクル頭”“ちぢれ毛”など、不名誉な呼び名も多く、寝ぐせは酷いし、櫛の通りも宜しくない。
幼児期は、流行りの(?)坊っちゃん刈なので、パーマ・パワーの、洗礼はないが、中学、高校生と髪を伸ばし始めると、とたんに、髪が主張し始め、特に外巻きの為、先がピンと跳ね上がっていた。
湿気を良く感知し