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情報社会を生き抜くための本56「オードリー・タン」その8 STEAM+D(オードリー・タン)

STEAM教育は、よくとりあげられるが+Dはなんだ?と思ったら、DはDesignなんだそうだ。芸術は、時としてまったく目的なしに創造されることもあるが、目的をもって創造されると「デザイン」となる。のだそうだ。しかし、根幹は科学と技術であるという。その理由は、科学技術とは一つのコミュニティであり、自分の考えや実験を発表することをためらわない場所であり、ソーシャル・イノベーションの出発点であるからだという。
(ちょっと難解でつかみにくいが、科学技術を解決に用いなければいけないのだとこの文章につなげて解説している)
科学技術で解決できない問題に対処するために美意識を養うことが重要で、親近感につながっていくことなのだという。ここらへんからの説明は実際に文章を読まないと要約して伝えることは難しい。最後に、結論として「プログラムをどれだけ上手に書けるかどうかは、母国語の運用能力がどれだけ優れているかにかかっている」「文才があればあるほどプログラムはうまくかける」「デジタルの時代になればなるほど、文学的素養は欠かせず、重要性を増す」としている。ここらへんの意見は、「まさしく!」と同意するところである。