河田という女

個人的な日記

河田という女

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最近の記事

1/26

于武陵の「勧酒」について。 まず、原文。 勧酒 勧君金屈巵 満酌不須辞 花發多風雨 人生足別離 つぎに、読み下し文。 酒を勧む 君に勧む金屈巵(きんくつし) 満酌辞するを須(もち)いず 花發(ひら)けば風雨多く 人生別離足る そして、井伏鱒二の現代語訳。 この杯を受けてくれ どうぞなみなみ注がしておくれ 花に嵐のたとえもあるぞ さよならだけが人生だ さいごに、それを受けた寺山修司の「幸福が遠すぎたら」という詩。 さよならだけが人生ならば また来る春は何だろう

    • 1/15

      もう1月も半ばに差し掛かりましたが、あけましておめでとうございます。 このnoteは細々と続けている、極めて個人的な日記です。 本年もよろしくお願いいたします。 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 夜中に絵を描いていた。 知人から依頼されたもので、じっくり大切に取り組んでいる。 しかし集中力が切れたので、こうしてスマートフォンをタタタと打っている。 今日はとある人と喧嘩をして心が擦り切れた。 ちょっとしたすれ違いが原因だとい

      • 12/8

        体が痛い。 病院から処方された痛み止めを1日3回、何種類か飲んでいる。 痛み止めを飲んでも体は痛い。 痛み止めというのはあくまで痛みを和らげるということで、根本的解決にはならない。 わかった上で飲み続けている。 線維筋痛症(せんいきんつうしょう)の診断が出ている。 この地域に専門医がいないため、おそらくそうだろうとのことだ。 体の痛みは、買い物のときも、食事のときも、ひと休みのときも、遊ぶときも、寝る前も、ずっと続く。 痛み止めを飲みながら暮らす自分を客観的に

        • 11/29

          新しい勉強を始めた。 自分としては結構な勇気を出した出来事なので、うまくいくといいなと思う。 「諦めたくない」という気持ちがある。 夢を、誰かを、ではなく、自分を諦めたくない。 きっと私には、今できていなくてこの先できるようになることが沢山あるんじゃないかと思うのだ。 何の根拠もなしに言っているが、こういうのがエネルギーってもんだろう。 自分を信じる。 今の私は、未来の私のことを誰よりも応援している。 Ready Go!!!

          11/14

          “執着を手放す” なんて難しいことなのだろう。 でも、最後の最後までとっておきたい執着は後回しでいい。 心の外側のところから始めよう。 私はnoteの上部につける画像を、すべて世界の名画シリーズから選んでいた。 ずっとそうするつもりだった。 でも、なんとなくやめてみたのが今である。 初めて風景のカテゴリを開くと様々な写真があった。 雪景色、植物、オブジェ、川、エトセトラ。 綺麗だった。 世界の名画にこだわらなくても良かったんだ。 綺麗なものは他にも沢山あ

          10/5

          学生時代の友人にAちゃんという女の子がいる。 Aちゃんは昔も今もスリムな体型で、クールで上品な顔立ちをしている。 新卒で某有名企業に勤め、年収の高い職業の代名詞のような肩書きの旦那さんと出会い結婚した。 結婚式は、日本の若い女の子なら100%羨むような会場での豪華でお洒落な式だった。 ふたりのお子さんを出産し、住所から思うにおそらくタワーマンションに住み、今は専業主婦をしている。 2023年に皆(便宜上の表現である)が欲しがるもの“すべて”を持っている女の子と言って

          9/27

          愛されたい。 何を唐突にと自分でも思うが、こういう気分は突然にやってくるのだ。 日常のなかの優しい言葉とか 髪を、頭を、撫でられるとか 泣いていたら理由を訊ねてくれるとか そういうの。 恋とか恋とか恋とかしたーい。 恋とかしたい。 恋、溶かしたい。 もう眠る時間だ。 結んだ髪をほどく前に、ひとつ歌を歌おう。 「 夢は夜ひらく / 三上寛 」 七に二をたしゃ九になるが 九になりゃまだまだいい方で 四に四をたしても苦になって 夢は夜ひらく サルトル マル

          9/23

          ここ最近こころがグツグツと煮えたぎっていたけれど、今日は比較的おだやかな気持ち。 ミニサイズのガリガリ君を食べている。 昔からの望み。 穏やかに暮らしたい。 新しい恋がしたい気持ちもゼロではないけれど、むしろそこそこあるけれど。 のんびりしよう。 まず自分の健康、生活のこと。 次に仕事。 その次にクリエイティブな活動。 そのまた次に趣味など。 わたしは、いろいろ間違えながら生きている。 むしろ脆弱性を持った遺伝子で生まれてきたのだから、最初からいろいろ間

          9/11

          わたし石ころ、友達に恵まれているなあと改めて思う。 SNSが普及して10年以上経ち、ネ友、つまりインターネットで知り合った友達という関係も一般的になってきた。 そんな中で、気の合う同性の友達というのはほんとうにほんとうに有り難い。 ひとつのことで笑いあって、それぞれのことを愚痴りあって、相手を傷つける者あらば怒り狂って、その傷口もいっしょに乾かして、そうやって何とかやってこうねってまた笑いあって。 友達のしあわせを願うよ。 あなたとあなたの大好きな人が、毎日あたたか

          9/5

          チョコレートホイップのシュークリームを食べた。 つめたくてあまい、というのは私にとって特別な味覚。 あまくてつめたいのではなく、つめたくてあまいのである。 スイーツに癒やされながら夏を乗り切ろうね。 それはそうと、漢字を開く行為は大切だと思う。 漢字を開くというのは、漢字がある言葉をあえてひらがなで表記すること。 私は君が好きだ。 わたしはきみがすきだ。 わたしはきみが好きだ。 私は君がすきだ。などなど。 何通りもあるけれど、人によって落ち着く表記は違うの

          8/28

          こんな気分の夜はぼくりりに限る。 ぼくのりりっくのぼうよみ。 彼の鬱々とした世界がわたしのリラックスタイムにはぴったりなのだ。 “ 私の生命は私のもの ” 苦しい気持ちには、ほんの少しだけ多幸感が混ざっている。 いい歳をしてインターネットでこんなこと言っているけれど、家族も友達も大切にしているし、真面目に勤労しているから。 どうか許してください。 “ 誰よりも自分が誇れる自分になりたいよ ” 今日はぐっすり眠って、明日からまた頑張ろうね。 いつか、まだ見ぬ誰

          8/26

          許されるなら本当はせめて すぐにでも泣き喚きたいけど こだわっていると思われない様に 右眼で滑り台を見送って 記憶が薄れるのを待っている ( すべりだい / 椎名林檎 ) わかる!!!わかるよ!!!!! 朝からエクスクラメーション・マークを8個も使ってしまった。 大人になると、告白するにしても10代の時ほど緊張しないし、失恋するにしても10代の時ほど泣かない。 “こだわっていると思われない様に” わかる。わかります。 恥ずかしい気持ち、惨めな気持ち、かっこつけた

          8/25

          人と話していて、言い方が悪いなとか一言多いなと思うことがいくつか。 (これを読んでいるあなたではありませんよ) これが水星逆行ってやつか、と思ってスルーした。 わたしも気をつけよう。 加えてこれから1ヶ月わたしが気をつけたいこと。 ・無駄な夜ふかしをしない。 ・お付き合いでカロリーを摂らない。 ・牛乳を飲む。 【今日のおすすめ】 ヤマザキの薄皮つぶあんぱん

          8/24 「お前の大事な孤独、ヴィレッジヴァンガードに山ほど売ってるぞ」

          なんという副題なのか。 人を傷つけるというのは本当にしたくないことで、されたくもないことで、しかし人は人を傷つけずに生きていくことは不可能である。 傷つけられたからといって傷つけ返していいわけではないし、復讐は何も生まないという言葉もある。 わかっているんです。 わかっているんです。 自分の中の良くない部分が表面化している時は、ゆっくり休み、美味しいものを食べ、友人と話すといい。 犯罪をひとつも犯さず真面目に生きていても、世の中に悪人はいるし嘘も溢れている。 悪

          8/24 「お前の大事な孤独、ヴィレッジヴァンガードに山ほど売ってるぞ」

          8/23

          今日は仕事だった。 お客さんはそんなに多くなかったが、細かい作業を集中してやっていたので疲れた。 先輩に「完璧!」とストレートな言葉で褒められて嬉しかった。 先輩は火のエレメントかもしれない(わたしは星読みが好き)。 帰宅してシャワーと食事を済ませ、ポカリスエットを飲みながらMr.Childrenの「デルモ」という曲をずっと聴いている。 20代後半のモデル業をしている女性の視点で書かれた曲で、ボーカルの桜井さんが女言葉で歌っているのが非常にエモい。 特に好きな歌詞

          8/22-2

          昔から私のまわりには優しくて誠実なひとが沢山いて、男女問わず私のことを本当に大切にしてくれていたんだなと改めて思う。 表面的に雑な扱いを受けたことはあるけど、そうなると私はすぐに気持ちが冷めるので、そういう人とはすぐに離れた。 いま私が衝撃を受けている理由としては、そういう話ではない。 信頼関係を結んだはずの人が、実のところ私のことをまったく大切に思っていなかった。 今までの人生が恵まれていたからなのだと思うが、そんなことが自分の身に起こるとは思ってもみなかった。