最寄り駅で満たされたウォンツ
この間また、ニーズではなくウォンツが満たされた。場所は、最寄り駅の改札だった。
定期の期限がそろそろ切れそうなことを仕事の帰り際にふと思い出し、手元の定期券に目をやった。長く使った定期券は文字がかすれていて読み取れず、僕は改札の駅員さんに声をかけた。
「この定期券の期限って調べられますか?」。
何かの機械に定期券を乗せ、まだ2週間程度余裕があることがわかった。しかもその駅員さん。
「こちらの定期券はかなり長くお使いのようで文字がかすれてしまっていますよね。もしよければ無料でお取り返しましょうか?すぐできますので」。
この提案に僕は大満足。自分でも気づかなかった、『定期券の期限を知りたい』というニーズの先を満たしてくれた。
ありがとう。心から。