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『十角館の殺人』(綾辻行人)ブックレビュー
2024年、最後の最後に読みました小説のブックレビューとなります。
そもそも自己啓発書とかギリシア哲学とかっていう『どう生きるか』視点の本とか、『どう生きるか≒どう働くか』みたいなものが見えてくるビジネス本にハマっている僕。小説は結構疎かにしがちで、遡ってみると23年9月に書いた『地下街の雨』以来の小説となりました苦笑
ブックレビューもまたまた苦手なのよね。ミステリー小説のブックレビュー=ネタバレだからさ。なおさら難しい。
この本は会社の後輩に11月3日に薦められて、その場でポチって購入したミステリー本。動画作成やらでめちゃめちゃ忙しかったので、年末にようやく読み進められました。よく『伝説の一行』なんて評される本らしく。
あらすじとしては、ミステリー研究会の所属する会員たちが無人島で数日を過ごす間に数か月前に同じ島で起きた殺人事件に重なるような形で殺されていき、一方その無人島に向かわなかった”本土”の人たちが事件の真相を追う―――という二重構造で展開される。読者としては、過去の殺人事件と無人島で起きる殺人事件の両方の真相を追うという見方ができてそれはそれは面白い小説。
そして『伝説の一行』についてだけども。これはね、小説好きにはたまらなかったと思うよ。恐らく、”そういうことか!””やられた!”ってなったと思う。
一方で小説初心者の僕はね、
”・・・え?”
って感じで混乱をきたしましたよwww
浅はかな知識と読みで、手を打つことすらできないという醜態でしたwww
ちなみに、ちょうどこの年末年始はこの『十角館の殺人』の実写版ドラマが深夜に放送中。これと並行して2回目の読んだんだけど、なかなか面白い楽しみ方でした。
そんなわけで、僕なんかに素敵なレビューができるわけがない。ネタバレありでよろしければ、伏線の回収や面白さについてはこちらの方が非常にうまくまとめてくださっていたのでお楽しみください!