ADHDの独り言『個展を夢見てクラゲ作り』
今年もしくは来年中に個展を開催することにした。個展というと素晴らしきアーティストみたいだが、そこに憧れているわけでもない。
あくまでも、あたし流の個展。
テーマは『あたし(ADHD)の脳内見せます』
立体や動画を使って、頭の中に浮かぶもの、音の聞こえ方、思考の流れを表現する予定だ。
言葉にするとヒントが舞い込む
この個展については何か月も前からボンヤリと考えていて、先日、就労移行支援事業所で初めて口にしたら、音を伝える手段やタイトルについてヒントを得た。
なんでも言葉にしてみるものだ。
ただし、あたしの頭の中にあるものを可能なかぎり忠実に取り出したいので、敢えてデザインのアドバイスは吸収しないようにしている。
と言い切ると頑なな印象をあたえるかもしれないけど、画材・展示方法・集客など、つまりは自分に乏しい情報については素直に耳を傾けたい。
まずはクラゲを脳から抽出
まず頭の中から取り出しているのはクラゲ。最初はこのクラゲを別の目的で作っていたが、よくよく考えてみたら、これはあたしの世界観のひとつだから個展用にした。
高校の生物の授業でクラゲの誕生シーンを教わって以来、あたしの脳内にクラゲが登場するようになった。
この子たち、普段は隠れていることも多い。
風に舞うカーテンや鯉のぼりなど、ヒラヒラしたものを見ると現れる。
写真を見てお気づきかと思うが、クラゲの傘を張り子で作成中。
現在無職の貯金暮らしなので、あまりお金をかけずに作りたい。張り子は、そんなあたしの思いを素晴らしく汲んでくれる。
家族が読み終えた新聞紙や、書道の練習に使った半紙が材料なのだから。
乾燥後にアクリル絵の具で色付けしていく予定だ。もちろん足も用意中。
アートとは偶然の産物かもしれない
昨日ミニストップに行ったら、クラゲの型になりそうな蓋を発見。蓋だけ売ってもらえないので、渋々とスイーツを買った。
適当にシールを引っ張ったら、一部がクルクルクルッと剥がれず。
ところが、あまりにそのお姿が可愛らしくて思わずパチリと写真撮影。
あたしのクラゲより、このクルクルの方がずっとアートだ!と思ったのであった。アハハ。
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