キョム キョム カラッポの理由
1月某日 晴(風が冷たい)
今年、習慣にしたい事。
それは自分を褒める事。
昔からの習性というか、プロジェクトを終えた後
個展だったり、作品制作だったり、作り終えた後
いつも空っぽで、自分には何もないって虚無感に襲われていた。
作り終えた作品達はいつもその時のど真ん中だから
作り終えた私とは別物で、頭では自分が生み出したのを理解できるけど共感や実感が薄くなって、抜け殻感が凄かった。
キョム キョム カラッポ
私、なにもない。今の私、生産性ゼロ。それどころか過去の私も大した事してない。
そう感じていた。
やりたい事はいつだって次々と形になっているのに
満足しきれない自分がいて、もっとああすればこうすればって反省ばかりしていた。
反省を次に活かす事は大事な事かもしれない。
それが向上心に繋がっているのかもしれない。
だけど、何かを形にし続けても満たされるのは一瞬で
私は常に不満を持っていた。
もっともっと。
もっともっと。
足りない。
足りない。
ずっと抱えていた、この感覚。
何かを形にし続けるために欠かせない要素なのかな、、、と半ば諦めていたけれど
ところがどっこい
キョム キョム カラッポ になるのは私がちゃんと自分を認めて褒められていなかったからだと気付いたのだ。
ポローン。
そりゃそうだ。
めっちゃ頑張って形にした事を褒めてもらうのはとても嬉しい。
実際、私の作品を好きな方々から頂く言葉は大きな励みになっているし原動力にもなっている。
なのに、そう
なのに、私はそれ(頑張り)を一番近くで見ているはずの自分を褒める事が極端に少なかった。褒めるどころか、指摘ばかり。もっとああすればよかったのにって。
一番認めて欲しい、褒めて欲しい相手は自分だったのかもしれない。
それに気付いたのです。
ポローン。
私の大好きな人たちは、私の事めちゃくそに褒めてくれていて
そんなー、褒めすぎだよって恥ずかしくなるけれど
私も真似して、私をめちゃくそに褒めていくのだと決めました。
今、褒めまくり強化月間3日目。
人生変わっちゃう予感しかしないのです。
ね。