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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(ルヴァンカップ準々決勝2ndレグ・ヴァンフォーレ甲府戦)

9月8日はJIT リサイクルインク スタジアムでBCルヴァンカップ準々決勝第2戦 ・ヴァンフォーレ甲府戦です。

1stレグはホームで1-0で勝利しています。アウェイゴールルールのないレギュレーですから、負けない限り、準決勝進出が決まります。逆に言うと、1点差で負けた場合はそのまま延長戦になります。

鬼木達監督は「第1戦で1-0で勝利をしてますけれども、アドバンテージということは全く思ってないので」と言います。いかにフラットな状態で90分を戦い、そして勝ち切るのか。あくまで、そこにフォーカスしていると言います。

「アウェイで非常に難しいゲームになりますので、シンプルに2試合目をしっかりと勝つという意思で戦うことだけかなと思ってます」

ちなみに、ルヴァンカップの決勝トーナメントでヴァンフォーレ甲府と前回に対戦したのは2007年となります。この時はアウェイでは須藤大輔(現在の藤枝MYFC監督)にハットトリックされて負けたのですが、ホーム(なぜか国立開催)では延長戦までもつれた末に、4-2で川崎フロンターレが勝利して勝ち上がっています。
もう17年前になりますし、まだナビスコカップという名称だった時代ですが、なんだか懐かしいですね。

さて。
気を引き締めるべきことも伝えておきたいと思います。それは近年の川崎フロンターレは、リードして迎えるカップ戦の2ndレグで悔しい思いを何度もしているということです。

今年のACL山東戦もそうですし、2022年や21年のルヴァンカップもそうです。もっとさかのぼれば、2017年のACLで浦和に逆転で敗退した時もそうです。

偶然にも、どれもリードして迎えたベスト8の2ndレグで、逆転での勝ち上がりを許しています。そういう悲しい歴史をもう繰り返してはいけません。しっかりと勝利してベスト4進出を決めてほしいと思ってます。

では、試合の見どころを語っていきます。

※こちらは第1戦のゲームレビューになります。日本代表デビューも飾った高井幸大のコラムも追記して全部で約10000文字です。試合の肝となったポイントを掘り下げておりますので、復習用にぜひどうぞ。

ラインナップはこちらです。


では、スタート!

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