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ぼくがビックリマンから学んだこと:第46弾〜群雄割拠だったおまけシールのナンバー2争い。「ハリマ王の伝説」で思い出すこと。
・・・ビックリマンを愛するみなさん、こんにちは。
どうも、いしかわごうです。
以前、群雄割拠だったおまけシールのナンバー2争いの話で「秘伝忍法帳」を紹介しました。
今回は、それに続くおまけシールものとして「ハリマ王の伝説」を紹介します。
■釧路の歯医者に通った思い出
僕が幼少時代を過ごしていたのは、北海道の根室市というところです。
人口3〜4万人の田舎ですね。ビックリマンを集めていた幼少時期、月に一度ぐらい、車で2時間かけて釧路という町にある歯医者に一時期通っていました。
なぜ根室の歯医者ではなくわざわざ釧路にも通っていたのか、理由は覚えてないんですけど、たぶん歯の矯正をするための検診だったと思いますが、何だかんだでトータルで5回ぐらいは通った気がします。
ただ、僕はこの移動が大変苦痛でした。
というのも、当時の僕は、やたらと車酔いをしやすい子供だったので、2時間も車に乗るというのは、憂鬱でたまりません。
歯医者ではなく、移動がたまらなく嫌だったんです。
あまり関係ないですけど、子供の頃に車酔いする子は、クリエイティブな仕事に向いているそうです!・・・いや、なんの話だ。
■ハリマ王の伝説との出会い
そんな釧路への歯医者通いをするときの、唯一の励みが、歯医者の帰り道にある個人商店で買ってもらえたお菓子だったんです。
「歯医者の帰りにお菓子を買うんじゃねーよ」と思うかもしれませんが、そこのお店ではビックリマンチョコが売っていることが多かったんです。
地元ではビックリマンチョコは入手できません。でも、そこのお店ならば、売ってるんじゃないかという淡い期待。それだけを楽しみに、月1度頑張って釧路まで通ったわけです。
ただ、そこのお店にビックリマンが売っていないこともありました。
そんな時は、もう死ぬほどがっかりするんですけど、その時に出会ったのが「ハリマ王の伝説」でした。
明らかにビックリマンチョコを意識したおまけシールチョコです。どうやら新発売だったようでした。
■宇宙大王を引き当てる
ビックリマンがないので、とりあえず、物は試しで買ってみることにしました。
すると、いきなりこのパッケージに出ているキャラクターが当たったのです。
・
・・・・それが、この「宇宙大王」です。僕はびっくりしてしまいました。自分の強運ぶりに・笑。
だって、パッケージに載っているキャラクターですから、ビックリマンチョコで言えば「スーパーゼウス」を引き当てたようなものですからね。大当たりです。だって、宇宙の大王ですよ??
そしてこれをきっかけに「ハリマ王の伝説」のシール集めにどハマりしていくのかというと・・・そうはならなかったんです。
というのも、1番の大当たりだと思ったこの宇宙大王がプリズムシールでないことにがっかりしたんですね。キラキラと光るヘッドシールがないならば、集める意味はないなと、早々に見切りをつけてしまったんです。
■ハリマ王を知らずに過ごす
実際には、宇宙大王は天使シールの一種類でしかなくて、ちゃんとヘッドシールは別にありました。それが、この「ハリマ王」です。
・・・「ハリマ王の伝説」だから、ヘッドシールはズバリ「ハリマ王」だったんです。ただ、僕はこの存在を知らずに過ごし、「ハリマ王の伝説」にヘッドシールがあったと知ったのはかなり後のことでした。
ハリオ王の伝説は、それなりに人気を博し、シリーズもある程度、長く続いたようです。
ただ、集めていたわけではないので「ハリオ王の伝説」を見ると思い出すのは、いつも釧路の歯医者に通ったあの2時間と、お菓子を買ったあの個人商店のことですね。懐かしい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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