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「あの日の僕に」 (ルヴァンカップGL第1戦・清水エスパルス戦:2-3)
IAIスタジアム日本平でのルヴァンカップ・清水エスパルス戦は2-3で敗戦。
立ち上がりに喫した連続失点が最後まで重くのしかかり、必死の巻き返しを見せながらも追いつくまでにはいきませんでした。ルヴァンカップは黒星スタートです。
鬼木達監督といえば、リーグ戦で鹿島アントラーズに負けないことをフォーカスされることが多いのですが、実は監督就任以来、これまで鬼木フロンターレは清水に公式戦で負け知らずでした(ちなみに鹿島には公式戦で負けたことがあります。2018年のルヴァンカップです)。
このルヴァンカップで、清水相手に初黒星となりました。公式戦で清水に負けたのはクラブとしては2015年以来だそうです。
ただサッカーですからね。負けることもあります。むしろ10年ぐらい前まではどうしても勝てなかった相手が清水だったほど苦手だったわけで、よくぞ、この10年でそこまで相性を良くしたものだと感心した方がいいぐらいです・笑。負けを受け止める必要はありますが、今年は等々力での対戦を残していますし、しっかり切り替えて次に臨んでもらいたいと思います。
では試合を振り返っていきたいと思います。メンバー編成を含めて、いろんなポイントやチームのトライが感じられるゲームだったと思います。
■「自分の力を出せていなかった。そこが一番悔しい」(名願斗哉)。新人は打ちのめされてからが勝負。試合後のミックスゾーンで悔しさを絞り出していた名願斗哉の姿に思うこと。
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