ぼくがビックリマンから学んだこと:第51弾〜ワンダーマリアとゴーストアリババで思い出すのは、なぜかスイミングスクールなのだ。
ビックリマンを愛するみなさん、こんにちは。
ビックリマン直撃世代、いしかわごうです。
今回は、第11弾の話をしたいと思います。
第11弾が出たのは、1987年の夏から秋頃だったと思います。ヘッドシールは「ワンダーマリア」と「ゴーストアリババ」でした。どっちも悪魔ヘッドですね。
■サタンマリアがついにパワーアップ!
ワンダーマリアは、第5弾のヘッドシールであるサタンマリアがパワーアップした姿です。
聖フェニックスがヘッドロココにパワーアップしたので、悪魔ヘッドのライバルであるサタンマリアもそのうちパワーアップするんだろうな、というのはありました。あと、ヘッドロロココが必死に突破した無縁ゾーンを、乗り物に乗って突破するとかありなん?とか小学生ながらに思いました。悪よね。
そして第10弾の謎だったノアフォームの暗号が、このサタンマリア(ワンダーマリア)だったことにはずっこけましたが。
■不思議な素材。エンボス加工シールのゴーストアリババ
もう一つは「ゴーストアリババ」。
天使だったアリババ神帝が悪魔になって復活したというのは、「アリババがーーーー!?」とショックが大きかった反面、生きててよかった的な気持ちもあって複雑な思いを抱えたものです。
(アリババの話はこちらで)
ヘッドだけど、仕様がプリズムやホログラムではなくて、エンボス加工でした。当時はゴールドで金属のようなこのシール素材を不思議な感覚で眺めていたものです。今のビックリマンのヘッドシールはエンボス加工なので、それの第1号になりますね。コストは、プリズムやホログラムより安いそうです・笑。
・・・ゴーストアリババの話は、次回以降にどこかのタイミングで書きたいですね。
■ワンダーマリアとゴーストアリババで思い出す、スイミングスクールの思い出。
さて。この「ワンダーマリア」と「ゴーストアリババ」に関しては、シール自体の思い出よりも、この時期のシール交換での思い出が先に出てきました。
というのも、自分としてはすげぇ忙しかった時期だったという記憶があるんですよ。
・・・・いや、小学生が何言ってんだよ、と思うんですけど、いわゆる「習い事」ですね。
この時期、放課後はそろばん塾に通っていました。月曜日から木曜日の週4日なので、放課後はほぼ毎日通ってましたね。さらに週に2回、夜はスイミングスクールにも通っていたんです。
なので、学校が終わってからそろばん塾に行き、夜ご飯を食べた後に、夜はスイミングスクールに行くというスケジュールで1日が終わることもありました・・・・今より多忙な気がします・笑。
なんでこんな話をしたのかというと、11弾のヘッドシールである「ワンダーマリア」も「ゴーストアリババ」で思い出したのが、スイミングスクールで仲良くなった友達に見せてもらったことなんですね。
ワンダーマリアは同じ小学校の年下のチカラくんが、ゴーストアリババは別の小学校のルイくんが、プールの更衣室で見せてくれました・笑。
■プール終わりの更衣室で行ってたシール交換会
当時、小学校にビックリマンシールを持っていくことは禁止されていました。
なので、例えば学校で友達が「このヘッドシールを持っている!」と言っても、その場では確認しようがないんです。
放課後に一緒に遊ばないと見せてもらったりしないと機会がないですからね。田舎は学区が広いですから、遠い友達とは放課後には気軽に遊べません・笑。
でも、そろばん塾とかスイミングスクールではそこらへんはフリーダムでした。
一回家に帰ってから、そろばん道具と一緒にだいたいビックリマンシールもポケットに忍ばせてましたし、プールもそうですね。プール道具と一緒にビックリマンも持って行って、プール終わりの更衣室でシール交換会です。完全な社交場にもなっていました。カードダスもよく見せ合いっこしていましたね。
特にスイミングスクールは、違う学校の子が多いですから、そこで友達ができるというのが不思議な感覚でした。だいたいビックリマンシールの話をして仲良くなったりしていたから、やっぱり当時はビックリマンシールがコミュニケーションツールだったんだな、と思いますよね。
一回、すぐに帰らないで更衣室でシール交換会をしていたら、プールの先生(若い)が見回りに来て、「うわー、先生に怒られる!没収される!」と思ってビビりまくっていたら、「へぇー、今はこれが流行ってるんかー」と集めたシールを見ながら感心してくれて、嬉しかったのを覚えていますね。学校だったら、先生に没収されていたと思うので、その対応に違いに子供ながらにびっくりしたもんです。
・・・懐かしいなぁ。スイミングスクールで一番仲よかったルイくん、何やってんだろ?とか思い出してしまいました。
ではでは。今回はこの辺で。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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