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最中×錦玉という新感覚の「紙ふうせん」を味わう

アンテナショップのコピー

月に一回のペースで東京の石川県アンテナショップ「いしかわ百万石物語 江戸本店」に通っている筆者

常連というと聞こえはいいが、そこはアンテナショップ

普通は通うようなお店ではないため何度も出没していると「あいつはなんなんだ?」と思われているかもしれない

...さて、今回はそのアンテナショップで出会ったお菓子を紹介させていただく

お菓子の名は「紙ふうせん」

店頭に陳列されていた「紙ふうせん」というお菓子が気になった

その理由を言語化するのは難しいのだが強いて言えば
箱のサイズが大きすぎないこと(1人で食べるため量が多いと厳しい)と
金額(アンテナショップは1回3,000円までと決めている)だったと思う

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自宅で買った紙ふうせんの封を開けるとかわいらしいデザインがお目見え

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食べる前から気分とテンションが上がる

外箱には製造元である高木屋の名が

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そして外箱を開けるとカラフルな色合いが見えてくる

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このカラフルな色合いに見覚えがある人は多いのではないだろうか

そう、本当に紙風船が入っているのだ

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丁寧に作り方も記載されているので童心に帰って作ってみるといいと思う(画像はイメージです)

そしていよいよ紙ふうせんが登場する

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橙色と桃色の球体が9つ並び、とても心地いい色合いで見てるだけでも心がポカポカする

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春先のお茶会に持っていきたいお菓子ではあるものの、今回購入した紙ふうせんは秋冬限定販売の"旬味紙ふうせん"

つまり、この記事を書いている現在は販売されていないのである(公式通販サイトでも売り切れだった)

気になる方は今年の販売までお待ちいただく他ない

"最中×錦玉"という新感覚のお菓子

さっそく橙色を1ついただいてみる

色とりどりの球体はパリッとした食感の最中

そして中には歯ごたえの効いた甘味が入っている

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橙色と言えば、そう、みかんの味わいが口に広がる

最中と甘味の食感が異なることもあって普段口にしない食感が特別感を演出している

この甘味は高木屋公式サイトによると錦玉(正確には琥珀羹)と呼ばれる和風ゼリーとのこと

『こんなお菓子は今まで食べてことがなかったな』

そんな感想を持ちつつ桃色もいただくと、こちらはいちご味のようだ

私が最初に橙を口にした理由は橙が5つ、桃色が4つ入っていたので
橙を最初に食べれば交互に味わうことができるためだ

そして最中を割ってみると気付くのだが、錦玉も最中と同じ色味で揃えてある

見えないところまで気を配って作られていることに高木屋の心意気を感じる

紙ふうせんに合わせる飲み物は緑茶やコーヒーなど甘くない方がいい

紙ふうせんの繊細さを味わえる年代の方なら皆そう思うはずだ

写真映えもする紙ふうせんの万能さ

お気付きの方もいると思うが紙ふうせんは写真映えするお菓子である

菓子だけでなく箱からも「写真撮影、承りまーす!!」という強いメッセージを感じさせる

そんなメッセージを感じたからには、素人の私で写真を撮るしかない!

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意気込んで写真を撮ったものの人前に出せそうなのはこれだけ

私の大好きな陶芸作家 OZ.FACTORYさんのお皿とコラボさせていただいた

本当に写真は難しいが構図や配色を考えている間は素人なりに楽しめるものである

SNS大航海時代の現在では紙ふうせんでどのような写真が撮影されているのかはこちら(Instagramに移動します)から見ることができる

ただ食べるだけのお菓子ではなく写真撮影や友人たちとシェアできるなど付加価値が高いことが"今"望まれているのだろう

そんなことを考えさせられた"紙ふうせん"だった

ごちそうさまでした

菓匠 高木屋の基本情報

紙風船のコピー

【 菓匠 高木屋 】

金沢兼六園の南にある本多町にて大正14年(西暦1925年)創業
菓子作りに邁進した二代目は平成14年に金沢菓子名工へ選出されるほど
現在は三代目が引き継ぎ、新しい時代に寄り添う新しい菓子の開発に注力している
「紙ふうせん」や「あんず餅」「加賀大納言パイ」など人気商品を世に送り出している

公式サイト:https://takagiya.base.ec

Instagram:https://www.instagram.com/takagiya_kanazawa

まとめ

石川県を語る上で外せないのは"菓子"である

金沢は日本三大菓子処として京都、松江に並ぶほど質の高い菓子が並ぶ土地である

SNSを上手く駆使できる年代に受ける味はどうしても大味な料理や甘味になってしまう傾向だが、繊細な味も演出できる菓子にも着目してほしい

今から着目すればマイノリティな立場で優位性を取れるのでオススメだ

筆者も2021年度中に石川県に関するブログorサイトを作りたいと思っている(去年も言っていた)

どんな形になるかは構想が甘すぎてなんとも言えないがnoteで文章を書くことはできる

自分が納得できるかたちになるようがんばりたい

こんなところまで読んでくださる方はいないと思うが、ここまで来てくれて本当にありがとうございます

こんなこと書いてほしいとか要望があればTwitterにDMください

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