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File.004:断熱意識、あげていきませんか?

「断熱」が日本を救う 健康、経済、省エネの切り札』をご紹介します。家を新築しようと思っている方、建築に興味がある方は必見の内容です。

また、皆様の意見もぜひコメントください!


教材の紹介

  • 『「断熱」が日本を救う 健康、経済、省エネの切り札』

  • 集英社新書(2024年初版)

  • 著書は高橋真樹氏

引用:集英社新書HPから引用

勝手に3パラ・サマリー

日本の断熱レベルは、世界基準とみると違法建築といえるほど基準値が低く、さらに義務がないことを明らかにしている。

様々な健康被害を防ぎ、住環境の向上を図るためのキーポイントは、エコハウスを増やす必要があると述べる。

「エコハウス」とは、高気密・高断熱の家と定義し、エネルギー効率の良い家づくりへの提言をしている。また、具体的な事例やヒントも紹介されており、イメージが湧きやすくなっている。


読後のたわごと

断熱に価値を照らすのは、消費者が重要!

本著は、断熱の必要性を滔々と述べられている。率直に、断熱性能が良い家を増やすことは重要課題だと思えた。

その一方で、収益性を考えると頭を悩ます。ご自宅ならまだしも、投資用の賃貸物件を扱う場合は、収益性とのバランスが難しいとも感じた。

つまり、「断熱性が高い=家賃上昇」になるかがポイントだ。とくに築50年以上の空き家では、無断熱の家はざらに存在する。今後は断熱改修を施すなら、売買価格を限りなく低くするしかない。

1つの希望としては、社会全体として、断熱されている家は価値があるとの風潮づくりをすることだろう。具体的には、安い無断熱の家より、少し高くても断熱されている家を選択する消費者の存在が不可欠ということだ。



さいごに

過去に断熱施工のアルバイトを2日だけやったことがありますが、けっこう重労働なんですよねあれ・・・。特に夏場は半袖だと断熱材でチクチク痛いし、長袖だと暑いし。しかも地味だし(笑)


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移住のミカタ@迫 真琴
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