傷寒と温病
年末にスパに行ったら、そこが入った瞬間「空気が悪いな…」と感じるほど。
でも、せっかくのお休みだしお金も払っちゃったし、とりあえずとお昼ご飯も取って3時間ほど滞在。
喉痛い、頭痛もすると思いながら、出れば治るかなと思ったら全然治らない。
12月忙しかったし、免疫が下がってたのだと思うけど、施設に入る寸前までめちゃくちゃ体調は良かったので、びっくり。
結果、熱はそこまで出ないけれど、尋常じゃない鼻炎症状、胃腸にも来て、今は咳と痰。
入った瞬間の鼻腔の直感は正しかったのだ。
帰って、もう一つ用事を済ませた後に葛根湯を飲んで寝る。
しかし翌朝全くひどくなっている。
私はここで二つ目のミスを犯してしまったのだ。
麻黄附子細辛湯→鼻が出たので小青竜湯→鼻づまりが酷いと葛根川芎辛亥と、症状に合わせたのは良いが一貫して「身体を温める」系統のを素人考えで飲んでしまったのだ。
あれ、ぜんぜん悪くなってない?寝ても寝付けないし。
と言う事で戸棚の後ろにあった銀翹散を見つけて。あー。。。と気づいた。スマホでも調べて一つの解を見た。
これ、温病だ。熱冷まさないと…そう言えば、罹患直後から、顔ほてったよな。
風邪はゾクゾクから始まる傷寒タイプといきなり喉の痛みと熱、後ドロドロした鼻や痰が出る温病がある。
麻黄附子細辛湯も、ゾクゾクタイプなら、初期見事にハマるのだが、カッカタイプだとものすごく熱感が上がるだけで、体感めちゃめちゃ悪くなる。
今回は葛根湯でハマらなかった段階で、銀翹散に切り替えればもう少しマシな経過を辿ったかも…と。まぁ、所詮素人なので拗らせたら病院に行くのが一番だけど。(年末年始だったのも、、)
でも、今回は身を持って温病と傷寒で処方は変わってくるのだと人体実験、実感した。良い学びになった。本当に、漢方はハマればすごく効き目が良いのだ(こんなに逆方向に効くのだから)
漢方は前から興味があり、気血水は本を読んだりしていたけど、傷寒と温病についても詳しく知りたくなった。
例えば、こんな本、面白そう。
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