第18回「“まいポ”を社会インフラに」
[2013年4月5日]
昨年8月より山陰でスタートしましたまいぷれ地域共通ポイントサービス「まいぷれポイント」(愛称:まいポ)ですが、このたび船橋でもようやくスタートすることになりました。
この「まいポ」は、地域の共通ポイントとして地域のお店で貯めることができ、また貯まったポイントは地域のお店やさまざまな活動で使うことができます。加えて、このポイントを貯めるたびに地域のNPO団体や社会活動団体に寄付できる、というものです。これで地域の消費の循環がより大きくなっていけばとの思いから、本事業をスタートしました。
今やなんでもインターネットですんでしまう時代になりました。インターネットを介して世界の情報を知り、インターネットでショッピングから宅配まで。友達とのコミュニケーションもインターネットで行い、仕事まで在宅でインターネットで完結してしまう時代です。でも、人間本来の欲望としてすべてインターネットで完結してしまう社会は幸せなのか?
やはり、人は人とふれあい、人と出会いながら食事をし、地域生活を営んでいくことを欲する生き物だと思います。
このたび始める「まいポ」を、地域のみなさまの新たな出会い、発見、気づきのきっかけになるような社会インフラにしたいと思います。
どんな崇高な理念があっても、事業がすんなりとうまくいくとは限りません。スタート時点から試行錯誤の連続ですが、あきらめず、たゆまず緩まず愚直に続け、本物に育てていきたいと考えています。