第30回 多様化する情報の流れ

[2014年4月5日]

最近「インターネット」という言葉を見たり聞いたり、また自分で口にすることも減ってきたような気がします。以前は何かにつけて「インターネットで調べる」「紙からインターネットへ」なんて言葉をよく見聞きしましたが、最近は「スマホでみる」「パソコンで検索する」などと語られるようになってきました。これはインターネットがそれだけ当たり前になったからというだけでなく、使う人や使い方が多様化してきたからだと考えます。

従来の「紙メディアを使う人と、インターネットを使う比較的若い層」という図式は、もはや全く成り立ちません。電車通勤者が多い都市部と車通勤が多い地方、お子さんの有無、職業等によって、同じ「インターネット」であってもその使用端末、使用頻度、閲覧方法は全く異なります。情報の受け取り側がインターネットでまとめられなくなったのです。

それをうけて、情報を発信したい側も意識を改めなければなりません。「ホームページを作って検索してもらえばOK!」という時代は既に去っており、これからはどのような経路で、どのような方に、どのようにして知ってもらうのか。戦略的に考えていく必要があります。

「地域情報の問屋」を自認している「まいぷれ」としては、このような多様化する情報の流れをむしろチャンスと考え、魅力ある地域情報をあらゆる人にあらゆる方法でいかに届けていくのか?というテーマに取り組んで参ります。

(株)フューチャーリンクネットワーク

代表取締役 石井 丈晴

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