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カブト
新宿西口の、東口へ抜ける地下道の付近にあるまさにこれぞ昭和の横丁、という感じの通り「思い出横丁」
アタシ、この通りのちょうど中程にあるうなぎの串焼きのお店、カブトさんが大好きなンです。
平日の昼間っからたいてい常連らしきいい感じに酔っぱらったおっちゃんたちでいつも満員状態なのですけれど、ツイていると隙間に詰めて入れてもらえるンです。
無事座れますと、当然まずはお飲み物から聞かれます。
と言ってもビール(キリンの瓶ビール)か焼酎の文字通り二択。それしかないンですけどね。
なので焼酎を頼みますと、タカラ焼酎の一升瓶から厚手のガラスのグラスに受け皿までなみなみと注がれます。表面張力です。
焼酎のストレートですので、そりゃもう一発でクラクラと酔っ払います。人を駄目にする飲み物の筆頭と言ってもいいでしょう。
んで、ふと目をやると今までずっと醤油だと思ってたカウンターの醤油瓶に入っているのが、どうやら梅シロップらしいので、これを表面張力分垂らすといわゆる「梅割り」にできます。
これマジでずっと醤油だと思ってたンです、アタシ。
そしていよいようなぎの注文です。
単品のメニューも有るには有るのですが、やはりココでは全部が食べられる「一通り」という注文が常識。
一通りを頼むと、まずひれ焼が2串出てきます。ひれ焼きってのは背びれ、腹びれ、尻尾のヒレ部分。
続いてえり焼(2串)これは鰻の頭の部分。硬いよ!と言われます。骨がゴツゴツで口の中に刺さります。
そしてきも焼が1串。肝臓以外の内蔵。鰻三匹分が一串に!この苦味がお酒に合うンです(^^)
更には蒲焼が1串、蒸してない関西風。
そして希少部位で、単品注文ができないレバ焼が1串出てきて最後です。
合計7本。1,600円程度だったかな。うまいよ~、うますぎる。雰囲気ともども最高のお店です、ハイ。