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アイデアの分類(の本質)

アイデア創出をした後、アイデアの整理段階で困りませんか?


「アイデアの分類ってどうするんだろう。」

「アイデアをきれいに分類してみたけど、そこでスタックしちゃった。」


そういう経験は、企画的な仕事をする時にいつも現れます。

その際には「発展に資するようにグルーピングするべし」と思って、実施してみてください。


そのレクチャー・スライドを掲載します。


http://www.slideshare.net/slideshow/embed_code/key/COTymWCNdm9JXT


スライドの中でも一番大事なのは「雲と、モアイ」のスライドです。

表面上似ているものを手掛かりに分けると、分類学的な綺麗さは出て、合意形成もしやすいので、つい、そうしがちですが、それではだめで、難しい、合意もしにくい「本質が似ている」もので、分けてほしいのです。


そうして、分けてみると、本質はよりハッキリする。

ハッキリしたそのエッセンスに立脚して、発展案が出てくる。


分類の作業時間を、価値あるものにするには、そこを忘れてはいけません。


「でも、その本質を突き止めるのは難しいでしょ?」


と、言う声も聞こえてきそうです。はい。実際はそうです。


なので、本質があぶり出されてくるまでは、”一旦、わかりやすい切り口で分けてみる”んです。

で、違和感が出てきて、分けなおしてみる。

仕上がった、それにまた違和感を、、、と繰り返す。


そうしていくと、本質的なグルーピングに近づけます。


いきなり完璧に分けなくてはいけない、という完ぺき主義は捨て、

下手でもいいからやってみる。

そのうえで、1回で満足しない。何度もやり直していく。

ということが大事です。


この辺はメソッドとしにくい点ですが、

創造的チームに一言声がけするとしたら、

という感じで作ったレクチャースライドでした。


<<余談です>>


宣伝ぽくなっちゃいますが、アイデア収束を学ぶゲーム教材を作ろう、というコンセプトで、IDEAVote(アイデアボート)という教材をリリースしたことがあります。アイデアプラント・オンラインショップ、および、Amazonでも販売しています。ご興味あれば使ってみてください。(「それをすると、本質で分けられるの?」といわれると「いえ、もう一段階下の感じで、まずは、アイデアを10の評価軸で吟味するチームディスカッションを体験する感じのものです」と答える感じの、ツールです。)


石井力重

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