付箋好きに贈る、新しいアイデア管理の形 — YOMOのご紹介
こんにちは。今日は、私が個人的に強い思い入れを持って開発した文具、「YOMO(よも)」を紹介させてください。私はアイデアプラントの代表であり、創造工学の研究者として、長年アイデアを形にすることに取り組んできました。その中で、私自身が日々のアイデアワークで感じていた「付箋の管理にもう少し工夫があれば…」という思いから、YOMOを作り出しました。
アイデアを出すとき、付箋は欠かせないツールです。しかし、アイデアを並べ替えたり、追加のメモを書き込んだり、大量の付箋を整理・保管するのは簡単ではありませんでした。この不便さを解消し、アイデアをもっと活かすための文具が欲しいと感じ、YOMOを作り上げたのです。
YOMOって何?
YOMOは、アイデア出しやブレインストーミングで使われる付箋を、より効率的に管理・活用できるようにする文具です。付箋を貼り付けて使用し、並べ替えやスキャン、保管がスムーズに行えるよう設計しました。特に、付箋をそのままスキャナに通してデータ化できる点は、私自身の作業でも大きな助けとなっています。
見た目と使い心地
YOMOのデザインにもこだわりました。白い机の上で付箋が埋もれないよう、カードの縁には灰色を採用。作業中に見失うことなく、スムーズにアイデアを進められます。付箋がぴったり収まるサイズで、余白に追加メモを書き込むことも可能。ひらめいたアイデアをすぐに書き足すことができるので、アイデアの流れを止めません。
使い終わった付箋も綺麗に保管
YOMOには四方に綴じ穴があり、一般的なファイルに綴じて保管することができます。さらに、6枚以上を束ねると自立するため、必要なメモをデスクに立てておくことも可能です。これにより、仕事中に何度も参照したいメモをすぐに手に取れるようになり、作業効率が上がります。
YOMOは、ただの文具じゃない
私にとってYOMOは、アイデアを活かし続けるためのサポートツールです。単に付箋を整理するだけでなく、アイデアを最大限に引き出し、保管し、活用するための一歩先を行く文具だと自負しています。アイデアを大事にする方々に、ぜひ試していただきたいと思っています。
文具好きの皆さんにも、このYOMOが持つ新しい価値を感じていただけるはずです。ぜひ、あなたのアイデアワークにも取り入れてみてください。
製品写真や用例はこちらからご覧いただけます:YOMO製品ページ
余談ですが…
AI時代にはアイデア創出も進化していくことでしょう。多くの人がデジタルツールに重きを置くようになり、確かに便利さは増すでしょう。しかし、そういったデジタルツールの伸びる時、アナログツールも一緒に歯車が回されて進化します。紙やペン、声や身振りといったアナログな手法が持つ独特の魅力が、再び注目される時代が来ると感じています。
将来的には、AIとアイデアワークを組み合わせながら、アナログの手法でさらに面白くする道具も作りたいと考えています。温故知新、いや、温故創新と言うべきかもしれません。今、文具の世界はますます面白くなっていると感じています。これからも、そんな時代を楽しんでいきたいと思います。