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石井理加再生への道①

再生への道

再生への道という名前をつけたのはテラさんこと寺越氏。
再生って漢字、改めて見ると、
再び生きる、だ。
「石井理加再生への道」っていう題名、ちょっと大袈裟かなと思うけど、結構気に入っている。


今年、私は割と停滞してて、寝込んだり、落ち込んだり、不調なことが多かった。
立ち止まった。

不調な上に、落ち込むと、どんどん気持ちも落ちる。
深く深く沈んでいく感覚。
ある程度時間が経てば浮き上がってくるだろうと、自分を信じて沈んでいた。
休養が必要だった。


自分で自分を明るいところに連れて行かないといけない。
ある時(自分とは関係ない事が原因で落ち込んでいる時。自分には関係ないことでも落ち込むって、どういうことだよっ書いてて思った)、そう思うようになった。
暗いところにいつまでもいてはだめだ、自分で自分の手を引いて、陽の光の当たる場所に連れて行って「ほら、明るいよ、少し落ち着いて、冷静に考えてみよう」って、しなくちゃいけないと思った。

それが10月頃。
そう思えるようになったのも、一つの大きな変化だったかも。

■11月22日(水)
新宿中央公園で寺越氏と会う。
世界一小さな芸術祭で何かやらないかと誘われ(まず一度断ったのだが)、会って話してみることになった。

お芝居をしようとかそういう話ではなく、立ち止まった私が、少しずつ歩み出すにはどんなことをしたらいいか、どんなことをやったら助けになるか、そんな話をした。
立ち止まった私が、再び歩き出すためのリハビリである。
リハビリなんてそんなの1人でやってろよ、と私だって思うが、彼は熱心に話を聞き提案してくれた。
「人と話す」とか「初めてやることにチャレンジする」とか、いろいろ案が出たが、「それはちょっとハードルが高い」とか「良さそうだけど、現実的に考えると難しそう」などと私が言い却下、どんどん規模が小さくなり、最終的に「外に出る」になった。

そして、もはや芸術祭には関係なく、私が勝手にやっていればいいのでは、と私は思っているところで、
寺越氏はニヤリとし「決まりましたね、タイトルは石井理加再生への道」とタイトルを決め、世界一小さな芸術祭のラインナップに加えた。

こちらを見る寺越氏

寺越氏は何をやりたいんだろう?
この人の活動のエネルギーの源は何なのだろう?
むしろそっちの方が興味深い。

家で寝ていた人にとっては、外に出るだけでも、大革命である。
少しずつ歩き始めてみる。

(これが最初で最後の投稿になったらごめんなさい……)

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