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大空こうきさんは叩かれすぎ

私は彼のコメンテーター時代のリベラルな発言や弱者救済の発言に食傷気味で、あまり良い印象を持っていなかった。(話をまとめる力はとんでもなく高いと尊敬している) とはいえ、政治家転身してからの叩かれようは理解ができない。 自民党の政策と彼の今までの発言内容には大きな乖離があるが、彼が今までやってきた言葉だけではなく行動としてのNPO法人の立ち上げとその活動内容を鑑みると、実行力という点で自民党を選んだのは明白であり、最も妥当な党選びであると思う。 むしろここで自民党以外のリ

    • 社会運動を肯定するための理論がダブルスタンダードになりがちなことへの私なりの意見

      ジェンダー問題や社会的課題に対する社会運動において、論理のダブルスタンダードが生じる場面は少なくない。 その背景には、当事者意識の違いが大きく関与していると考えられる。 社会運動に携わる人々は、 現実社会の変化や効果を重視し、その結果、論理の不整合に対して疑問を持たないか、時には意図的に無視することがある。彼らにとって最も重要なのは理論の正当性よりも、活動がもたらす具体的な変革であり、そのために逆算的に論理を用いることが多い。この姿勢が、結果的にダブルスタンダードを招きや

      • 産休クッキーは準無敵表現

        良い人ぶる訳じゃないが、私は産休クッキーをもらっても「あざーす 美味いっす」と返す場合が殆どで、あまり気に留めることはない。 しかし、産休クッキーに対して不快に思う人もいる。その気持ちはわかる。 これは産休クッキーが準無敵表現だからではないかと思う。 自分語ではあるが、無敵表現とは表だって批判されることがない表現を指す。 準無敵表現は、例えば子供の演奏会、子供からのプレゼント、そして産休クッキーである。 それらの表現に対して批判の矢印を向けることが側からみて野暮にあたる

        • デスマフィンから学ぶ反省と自己懐疑心の大切さ

          2023年11月 マフィンが杜撰な衛生環境で保存されていたことにより腐敗し返品騒動となった。 正直、この杜撰なクリエイティブを行う生き方は共感できてしまう。 もちろん食品は慎重にかつ理性的に取り扱わなければならないのは当然であるのはわかっているけど、趣味の延長線上にあると自分に言い聞かせて細かいところは気にしない感じ、反省しない感じ。めちゃくちゃよくわかる。 真剣さのハードルが低いと言えばいいのか、車輪の再発明に気づいていないというか。 結局自分が大好きなんだと思う。

          ハライチ 岩井さんの歳の差結婚への嫌悪感の正体を考える

          歳の差があってもうまくいくカップルは当然いるだろうし、両人それぞれにそれなりの歴史やエピソードがあるわけだからいちいち目くじら立てなくてもいいはずなのだけれど、何故か気持ちが悪く感じてしまう。 なぜ私は歳の差婚に対して嫌悪感を感じるのかと考えてみると、これは結局「中央値と距離がある」からなのではないかと考えている。 歳の差結婚の具体的な状況やデメリットに嫌悪しているわけではなく、一般的な結婚の中央値(だいたい30歳くらいでカップルの歳の差5歳の範囲)とあまりにも距離がある

          ハライチ 岩井さんの歳の差結婚への嫌悪感の正体を考える