R3BY新酒!豊明一期一会ver.1.1「Re: I Gnition」

今年1発目の日本酒ができました!その名も「Re: I Gnition」
昨年から始まった豊明一期一会シリーズ第一弾の「I Gnition」のコンセプトを踏襲し『さけ武蔵』『埼玉G酵母』を使用して醸しました。
このシリーズはどんどんブラッシュアップを図っていきたいので同色で展開し、バージョンアップを繰り返していきます。それゆえ再燃を意味する「Re: I Gnition」と名付けました。
第1弾の「I Gniton」は酒造り未経験の蔵人が酒質設計をしたお酒として紹介致しました。まだまだ未熟(技術も経験も)の酒でしたが、沢山の日本酒好きのお客様に飲んで頂きとても嬉しく思います。どうもありがとうございました。そんな「I Gnition」とラベルも瓶も変わりがないので「あれ、一緒?!」と思われるかもしれませんが、違います!!

変更点は精米歩合を“70%→50%“と大きく変えてみました。つまり前回よりも米を磨く割合を多くし、リッチな仕様となりました。
前回はしっかりと味のあるお酒にしたいと思い、あえてあまり米を磨かないスペック(いわゆる純米酒)で造りましたが、今回は思い切って半分ほど米を磨き、純米大吟醸レベルのスペックで仕込むという冒険をしてみました!『埼玉G酵母』がカプロン酸エチルというメロンやリンゴを思わす吟醸香の成分を多く生成させる特徴があるので、香りに合うキレイ目なフルーティさをご堪能いただければと思います。

また、今期から導入した『槽(佐瀬式)』という新しい機械で酒を搾りました。搾り機としては主流の薮田式とは異なり、昔の搾り方に近い圧搾方法で、より自然な圧力で酒を出すことができるます。その分無駄な雑味が少ない、且つ澱(おり)を絡ませた複雑な味わいも期待できます。槽で搾ったお酒は今後もリリースされるので「Re: I Gnition」以外にもご期待ください!

第一弾よりさらに進化した「Re: I Gnition」。
今回も前回とまた違う、そして二度と味わうことのできない一期一会なお酒をお楽しみいただければ幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?