ほっとくとかたくなる

関西人の私が転勤で宮崎県延岡市に来たのは２年半前。

着任した当時のことです。

教会の外庭に、スティール製の倉庫が二つありました。

一つはおそらく４０年位前のもの。

もう一つは２０年位前のものだと思うのです。

所どころ錆びてしまってしなやかさが無くなって硬くなり、

古い方は側面に２か所小さな穴が開いていました。

なんと、床も大きく穴が開いているので、

中に入るときに気を付けないといけません。

戸もガタついていました。

これはもう古いだけでなく、

ボロボロという感じ。

とりあえずなんとか応急処置はしました。

その年、宮崎に大型台風が通ったのですけど、

穴が開いているし、小さな空気窓も錆びてしっかりと閉まらないので、

屋根が吹っ飛ぶのではないかとヒヤヒヤしました。

その後、

錆止め剤を塗ったので、これ以上は錆びないでしょう。

ペンキも塗って美しくしました。

ほんと、ほっとくと「かたくなる」のが理ですね。

かたくなると、当たるとけがをしたり、

そのもの自体がもろくなって折れてしまうかもしれません。

何でもそう。

体も、

そして、

「心」も。

いつも気付きを大切にして、

「美しく」と心掛けてこそ、

しなやかさを保てて、力を発揮し続けられるのでしょう。

続きは教会で！