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餅論争
株式会社石黒金属製作所の北山です。東大阪市で製缶、鈑金、溶接業をしています。
あけましておめでとうございます。1月5日あたりだと、まだあけましておめでとうございます効果も効いてる感じがします。7〜8日辺りからなんとなくあけましておめでとうというのも違和感が出始めてくる気がします。あけましておめでとうございます効果は何日頃まで有効なのでしょうか。
そんなことはさておき、お正月になると実家や、親戚からお餅をもらいます。
お餅は年々美味しく感じます。小さい頃はお餅なんてと思っていましたが、最近はお餅が楽しみで、特に小さな赤いエビを練り込んだエビ餅が美味です。
また一年でお正月が一番太るときでもあります。やや遅めの時間からのお節料理、お腹が減ってない状態からのお雑煮、そして焼いたお餅をひとつふたつと食べて、またお腹が減ってない状態から夕飯、そこからのお餅というパターンで、お正月はしっかりと太ります。
お正月が済んだらダイエットだなと言いながらまったく痩せずに一年が過ぎていき、また翌年のお正月を迎えて太り、お正月が済んだらダイエットだなと言いながらまったく痩せずにまた一年の無限ループを繰り返して現在に至ります。
お正月とお餅と太る話しはさておき、餅論争です。
お餅にどういう味付けをして食べるとかという話しです。
僕の家は、醤油が好きな田舎者の舌なので、父も祖母も親戚の叔父さんも醤油をジャーっとかけて醤油まみれのお餅を食べます。
気がつくと親に似ていくもので、僕も醤油でお餅を食べるのが好きです。
うちの奥さんと、姉の夫は、お上品に砂糖醤油で食べます。
醤油派の僕の実家でお餅を食べるときは、砂糖醤油派の奥さんや姉の夫は、肩身が狭そうにたべます。
逆に砂糖醤油派の奥さんの実家でお餅を食べるときは、醤油派の僕は肩身が狭いです。醤油派と砂糖醤油派は相容れぬ関係です。
そこで色々な人に味付けについて聞くと、他にはきな粉、お茶漬けの素に入れるなど少数意見もありましたが、大部分は砂糖醤油派と醤油派で、どちらもそこそこ分かれていました。
砂糖醤油か醤油かと、絶対にお互い譲らず、どちらが美味しいのか、正統派なのか、論争は続きます。
そこに、奥さんの兄がバター醤油で食べているという、新しい風を吹き込んできました。
僕もバター醤油を試してみましたが、醤油派からバター醤油派へと移籍してしまう美味しさがありました。
世間はこれからも醤油派か砂糖醤油派か論争が続くかもしれませんが、僕はバター醤油派として、新しい風を送り込み、そしてこれからもどんどん太り続けていくとおもいます。みなさんも一度お試しくださいませ。
今年もよろしくお願いします。