Ishiguchi Mizuha

旅行が大好きです。23年秋に、4年ぶりの海外旅行に行ってきました。その際、いろいろな方々のブログや動画が大変参考になりましたので、私も旅の記録を残しておこうとnoteを始めました。「誰得?」な情報も多いと思いますが、よろしくお願いいたします。

Ishiguchi Mizuha

旅行が大好きです。23年秋に、4年ぶりの海外旅行に行ってきました。その際、いろいろな方々のブログや動画が大変参考になりましたので、私も旅の記録を残しておこうとnoteを始めました。「誰得?」な情報も多いと思いますが、よろしくお願いいたします。

最近の記事

そして旅は続く【ウィーン旅行総括】

今回のウィーン旅行を計画中、期せずして次の海外旅行先が決まった。4月のパリだ。 「期せずして」というのは、ANAのマイルが貯まり、近々その大部分が失効することに気が付いたからだ。 実は私はコロナ前まで、マイル獲得に執着していなかった。帰省や旅行で飛行機に乗る回数は年に1、2回程度。各航空会社のマイル会員にはなっていたもののさほど、というよりも全くマイルが貯まらないまま有効期限を迎えていた。 だがコロナ禍で行動の自由を奪われている最中、暇に任せて旅系のYouTubeを見て

    • 最後にターキッシュ愛について語らせてくれ【ウィーン旅行振り返り編6】

      ヨーロッパは国と国の距離が近いので、列車などを使って周遊する人も多い。けれど、会社員で連続休暇はせいぜい1週間程度しか取れない私の旅のスタイルはいつも、一つの国をじっくり楽しむパターン。今回はウィーンで5泊し、そこを拠点にグラーツや隣国スロバキアの首都ブラチスラバを日帰りで訪れた。(ウィーン市内だけなら、おそらく2泊3日くらいあれば、大まかな観光地はだいたい見て回れると思う。) 食には特にこだわりはないけれど、一応オーストリアの名物料理もB級グルメも食べたし、カフェ文化も楽

      • 旅の予習、どのくらいしますか? 知識と経験のはざまで【ウィーン旅行振り返り編5】

        知識として知っているのと体験として知っていることは全然違う。今回の旅は何度もそれを感じた。といっても何か特別なことが起きたわけではない。1年ぶりの海外旅行で、感覚がいつもより研ぎ澄まされ、そんな気がしただけだ。 今回は旅行の予備知識と実際の体験の関係について記録しておく。ちなみにこの回で言う「知識」とは、名所旧跡にまつわる歴史的背景などの知識ではなく、旅のノウハウのような情報を「知識」と呼んでいます。 旅の目的地をウィーンにしようと決めたのが、今年(24年)の冬。実際にウ

        • 必要経費をレシートから振り返る【ウィーン旅行振り返り編4】

          ※今回はマラソン並みに長文です。24年9月現在の主な入場料を載せています。興味のある方は数字だけ追っかけてください。 私は自分のことを「ケチだ」「倹約家だ」あるいは「神経質だ」と言ってはいるが、旅の費用についてはざっとしている。旅のお小遣い帳は記録しないし、総額でいくら使ったかも振り返らない。ただ、本能的に「ここまでなら大丈夫だろう」「これ以上払うのはちょっと…」という感覚は持っているつもりだ。 旅の前に、ヨーロッパならこのくらい、アジアならこのくらいと大まかな予算を想像

          洪水の影響で線路修復中、だと?【ウィーン旅行振り返り編3】

          世界一周旅行でもなく長期留学でもなく、1週間程度の旅行でそこまでする必要はないと思いつつも、一人旅で頼れるのは自分だけなので、情報収集の一環として出発前に、外務省の「たびレジ」に登録した。 紛争地帯にでも行かない限り、安全情報メールが配信されることはないと思っていた。 しかし通知は突然やって来た。 確か9月の初め頃だったと思う。オーストリア西部で大雨が降り洪水が発生したらしい。ヨーロッパは乾燥しているイメージがあったので、急に大雨とか洪水とか言われても正直ピンと来なかっ

          洪水の影響で線路修復中、だと?【ウィーン旅行振り返り編3】

          鉄道を使った移動に慣れていない人の末路【ウィーン旅行振り返り編2】

          ウィーンは、音楽も美術も建築も そしてカフェ文化も、どれもが素晴らしかった。 それら全てにそこそこ興味がある私としては 全部見たい、余さず見たいという気持ちで、 毎日、紙の地図を片手に、足が棒になるほど歩き回った。 そんな風だから3日も経てば、だいぶ頭の中に地理が入って来たし、 最初は、行き先を間違えないように地下鉄に乗るだけで精一杯だったのが、 見よう見まねでトラムにも乗れるようになった。 こう書いていると、けっこう順調そうなのだが 実は、軌道に乗るまでが一苦労、いや、相

          鉄道を使った移動に慣れていない人の末路【ウィーン旅行振り返り編2】

          国際線長距フライト、座席選び私の場合【ウィーン旅行振り返り編1】

          今回も羽田からターキッシュエアラインズ(TK)を利用し イスタンブール(IST)経由でウィーンを往復したのだが、 座席指定に課金するかどうか、今回も迷った。 私は心配性なので、乗り継ぎの時間がタイトな場合、 課金をして前方の席を確保する。 安心感が断然違ってくるからだ。 ただ今回は、往路も復路も、乗り継ぎ時間が3時間程度あったので、 座席位置が前方であるかどうかは、それほど重要ではなかった。 それよりも私が優先したのは、通路側の座席の確保だ。 TK199/198のシート

          国際線長距フライト、座席選び私の場合【ウィーン旅行振り返り編1】

          旅行グッズをアップデートしてみた【ウィーン旅行準備編5】

          1年ぶりの海外旅行となったオーストラリア・ウィーンの旅。 海外旅行の勘を取り戻した昨年の旅から、 いくつかアップデートされた部分があるので、 今回はそれについて記録しておきたい。 ①通信環境 昨年は現地でSIMカードを購入したが 今回はその必要がなくなった。 昨年私が旅に持って行ったアンドロイド端末は 特段古い機種というわけではなかったのだが、 ぎりぎりeSIM非対応の機種だった。 そこで現地でSIMカードを購入することにしたが 使い心地は、それはそれは快適すぎた。 これ

          旅行グッズをアップデートしてみた【ウィーン旅行準備編5】

          掛ける?掛けない?海外旅行保険(24年版)【ウィーン旅行準備編4】

          今回はずいぶん早くエアチケットを購入してしまったと思いつつも、 気が付けば出発まで2カ月となった(いや、まだ2カ月もある・笑)。 この頃の私がハマっていたのは YouTubeで旅のパッキング動画やスリ対策動画を見ることだった。 みなさんそれぞれに工夫されていて、 「なるほど!」「そうそう、分かる~」と驚きと共感の嵐。 特にLCCを使う旅の達人たちは、 荷物を減らすためさまざまな工夫をしていて いつか真似してみたいと思う。 ちなみに私はミニマリストでも何でもなく、普通に荷物が多

          掛ける?掛けない?海外旅行保険(24年版)【ウィーン旅行準備編4】

          吉と出るか凶と出るかホテル選び【ウィーン旅行準備編3】

          航空券の手配を終えると、次は宿選びだ。 利用する予約サイトは、今回もブッキングドットコム。 ブッキングドットコムも他の予約サイト同様、賛否あるが、 長い間使ってきて、幸いにも今のところは トラブルや詐欺に遭ったことはない。 今回は私なりのホテル選びの基準について記録しておきたい。 前回のポルトガル旅行で学んだことだが、 ホテルはキャンセルがきくケースが多いからか、 条件やコスパの良いところは早々に売り切れてしまう。 今回は100日も前に航空券を購入して日程を確定させたので、

          吉と出るか凶と出るかホテル選び【ウィーン旅行準備編3】

          海外航空券購入のベストタイミングは?【ウィーン旅行準備編2】

          航空券を探すのは楽しい。 スカイスキャナーで適当に行き先を入力して あれこれと想像を膨らませるのは、 鉄道好きな人が時刻表や路線図を眺めていても飽きないのと 多分同じ感覚だろう。 今回のウィーン行き(24年9月予定)も まずはスカイスキャナーで検索するところから始まった。 私にとって直行便の利用は費用面から現実的ではないので、 今回も乗り継ぎ便を利用する。 検索結果に表示された数ある選択肢の中から ①乗り継ぎ時間(慣れていないので最低2時間は確保したい) ②到着時刻(見知

          海外航空券購入のベストタイミングは?【ウィーン旅行準備編2】

          旅行は準備期間中が一番楽しい【ウィーン旅行準備編1】

          はい、お久しぶりでございます。 ケチでビビり、語学力もコミュニケーション能力も高くない私の 「ちょっとした冒険(一人旅)」がまた始まります。 今回の目的地はオーストリア・ウィーン。 出発は2024年9月の最終週です。 旅は本番も楽しいけれど、想像と期待を膨らませながら あれこれ準備をしている時がもっと楽しい。 ということで、今回も旅の準備などを中心に、 ぽつりぽつりと書き留めていきます。 どうぞよろしくお願いします。 昨年、久々に海外に行くことができた。 行き先は2度目の

          旅行は準備期間中が一番楽しい【ウィーン旅行準備編1】

          100万円の旅 【ポルトガル旅行 総括】

          今回の旅費のトータルは、物価高や円安の影響から、 以前ヨーロッパを旅行していた時を大幅に上回ったが、 もちろん100万円もはかかっていない。 以前「お金について」の回で、 「仮にトータルの費用が100万円だとしたら、 100万円分の経験と体験をしてくればいいだけのことだ」 というようなことを書いた。 今回4年ぶりの海外旅行は、終わってみれば 私にとっては100万円分の価値ある旅行だった。 現地で何か特別な体験をしたわけではない。 代表的な観光地を回り、現地の代表的な料理を

          100万円の旅 【ポルトガル旅行 総括】

          お土産の効能 【ポルトガル旅行 振り返り編11】

          私の旅に割と欠かせないものの一つが、自分や周りへのお土産。 旅行先では雑貨屋さんや文房具屋さん スーパーマーケットに寄って、 こまごまとした生活雑貨やちょっとした置物、 おいしいかどうかは分からないけど クッキーやチョコレートなどの 食品を大量に買い物をする。 今回もそうした買い物を楽しむ気満々で、 70リットルのスーツケースを用意し、電子秤も持って行った。 けれど最終日パッキングを終えてみると、見事に半分スカスカだった。 ポルトガルが2度目だったからか、 円安で反射的に

          お土産の効能 【ポルトガル旅行 振り返り編11】

          破れたお札は使えるか 【ポルトガル旅行 振り返り編10】

          今回2度目のポルトガル旅行だったが、ポルトは初めて訪れた。 この街もまた、リスボンの旧市街並みにくねくねと入り組んでいて、 方向感覚には多少自信があった私でも、 スマホの地図アプリなしには歩けなかった。 たっぷり歩いたポルト滞在1日目、 夜ご飯を食べようと、ホテルの近くにある 大通りに面した小さなカフェに入った。 テラス席には私のような観光客もいたが、 店内では地元の人(多分)も食事をしていた。 私は4人掛けのテラス席に座った。 注文を終えてぼんやり周囲を見ていると、 エ

          破れたお札は使えるか 【ポルトガル旅行 振り返り編10】

          カフェ・レストランでの作法あれこれ 【ポルトガル旅行 振り返り編9】

          一人旅では、自由さと気楽さを 思いっきり享受することができるのだが、 誰かと一緒の旅だともっといいのに、と思う瞬間がある。 例えば、空港などで大きなスーツケースを持って 列に並んでいる時(トイレに行きたくなったら荷物を見ていてもらえる)、ちょっといいホテルに泊まる時(宿泊代の割り勘ができる)、 食事の時(複数品注文ができる)。 ということで、今回は食事に関連した話。 その土地にしかない食べ物を楽しむのは旅の醍醐味の一つだが、 実は私にとって食事は二の次、三の次。 お腹がす

          カフェ・レストランでの作法あれこれ 【ポルトガル旅行 振り返り編9】