【human2.0に至る道】(私小説風?)
もともと、小学生のころ
授業のノートの下にもう一冊ノートがあって、
超能力小説を書いていた、変な子ども。
白状すると、授業はあんまり聞いてなかった。
運動神経が発達せず、
運動会ではいつでもびりっけつだった。
超能力があったら、宇宙の果てと果ては一瞬でつながる。
運動会なら、スタートとゴールを瞬時につなげば
一番とかビリとか関係なくなる…なーんてお話を書いていた。
――いま思えば、天才だったのかもしれない🤣🤣🤣
いま考えたら、物理法則無視無視なんだけど
そんな子どものわかっちゃいない発想は、
アインシュタインの相対性理論を生むような素地になる。
考えてみたら、そのころからhuman2.0を目指していたのかもしれない…。
中学に上がってすぐ、
子どもの目からうろこを叩き落とす「機動戦士ガンダム」が始まる。
宇宙空間で生まれたら、ニュータイプになるのか!?
単純にそう理解して、確かにニュータイプが生まれる環境は
宇宙空間に行けばあっさり整うと妙に納得し、
受験準備にかこつけて、小説からは距離を置くことになる。
高校でさるやんごとなき事情で
理系に進むことを断念して文系に進んだ私は、
英語という巨大な壁に阻まれて、共通一次大失敗。
当初志望校を変えて、
とにかく数学に配点が高い大学を狙い撃ちした。
行った先は千葉大学文学部行動科学科哲学専攻。
哲学なのに、語学よりも数学の配点がなぜ高かったか?
入ってみてわかった。――ここ、論理学の学部だ…。
数学は論理の学問。
そこで「人工知能」というキーワードに
錆びついていた萌えに油が入り、スイッチが入った。
単なる統計的計算機を超えて、コンピューターが人に近づく。
人の脳の能力を外部化してアルゴリズムを組める。
心躍る未来を創造する技術「人工知能」。
そこで再帰型言語を研究しようとした。
…ら、なんと指導教官(土屋俊先生)が
突然ハーバードへ留学してしまった😱😱😱
やっていたことが特異すぎて、後を見る指導教官などいない。
卒論は大幅に方向を切り替えざるを得ず、
結果、ファイヤーアーベントという、しる人ぞ知る現代哲学者で
卒論のお茶を濁した。
その切り替えを余儀なくされたため(?)
就活に完全に乗り遅れ、紹介で入った会社では
人工知能を研究する部署があった。
そりゃー応募しますよ。
でもバックグラウンドが哲学科出身では説得力に欠け、
結局、第四世代言語のLINCを担当した。
当時はデータベース設計とプログラム設計とUI設計が
全部別の言語、別のスキルだった。
LINCは画面の定義がそのまま
UI、プログラム、DB設計に展開する統合開発環境。
最小努力で難しいモジュールは勝手に生成してくれる。
どうやったら自動処理をうまく使いこなし、
最小の定義で完璧なプログラムを作るか、を教えていた。
ここまでが今から30年前。
こうしてみると、いまの時代を先取りしようとして来ていたのかも。
しかもどんなムチャブリが来ても、
文系と理系の極を行き来していたことを考えたら
私の潜在的な意識の中では
手の内に収まっているのかもしれない。
孫悟空が世界の果てだと思っていた
五本の樹がお釈迦様の指だったかのように。
そんな山谷ある人生で来ているから、human2.0と言う言葉も
違和感なく使えているのかも…。
じゃあそのhuman2.0ってどんなんや?
この後それを掘り下げてみたいと思います。
「私はこんなのがhuman2.0だと思う」というのがあったら
ぜひコメントくださいませ。