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脚本 『地球のあかり』

高校時代の話。同級生にとても綺麗な女の子が
いました。その子と好きなロックバンドが同じ
だと知った私は仲良くなりたかったのですが、
昔から余計な一言の多い私は基本的に周囲から
嫌われていたので彼女にも冷たくされました。
そして勝手に心の中で彼女を「かぐちゃん」と
呼んでいたんです(かぐや姫みたいだから)。
大学二年の秋、マクドナルドの月見バーガーを
食べていてふと彼女のことを思い出しました。
そこから、もしクラスメイトに「かぐや姫」が
存在したらというアイデアに繋がったのが今回
掲載する『地球のあかり』の誕生秘話です。

【あらすじ】
現代に生きる女子高生の「かぐや姫」が、この
星のグルメを味わったり友情を経験することで
地球に未練を感じるようになり、人は何の為に
生きていくのか自分なりの答えを見つける話。

ありがたいことに昨年のヤングシナリオ大賞で
一次審査を通過させていただきました。
残念ながら二次審査を通過する事は叶いません
でしたが、それは今年リベンジする予定です。
友人たちには「一次通過しただけで凄いよ」と
言ってもらえたのですが、プロになる為の壁を
遠く感じました。また、悔しさという側面では
自分がというよりも自分の子供が部活の大会で
負けた親の気分というか初めての感覚でした。
あ、もちろん私に子供はいません笑。

大きなコンクールに応募したのは、当時が初で
尚且つ執筆から一年経っているので(たったの
一年と思われるかもしれませんが、この一年間
脚本の修行たくさん出来たので)セリフの練度
など未熟な点が多く見受けられ、正直掲載する
のがとても恥ずかしいです。
ですが、私にとって特別な作品であることには
変わりないので是非読んでいただきたいです。
※修正等なしで応募時のままとなっています。