インターナショナルスクール生の中学受験を考える②
息子が小5になってから急に配偶者が中学受験を受けさせたいと言い出したので、帰国子女受験がある学校のオンライン説明会を開催してくれている
・帰国生のミカタ
・SingaLife
で情報収集し、それに加えて友人のご子息が通って評判が良いなどで中学受験のイロハや学校を真剣に検討していました。
中学受験を検討している理由は
・高校受験が狭き門
・帰国子女受験をした方が科目が少なくて良さそう
という2つの理由のみです。
日系塾に入学をお断りされるぐらいのお粗末な学力なので、高校受験はもっと厳しくなるだろうと想定したのでした。
色々調べてみて感じたのは英語での授業時間が多い国際系や、英語の習熟度別に取り出し授業をしている学校は、中高一貫校は高校からの枠が少なく、定員次第ではあるけれど編入試験自体が多くないことがわかりました。
帰国時期がわからないので、帰国子女受験の試験があり入学を保留制度/同様の制度ある学校は非常に魅力的だなと思い調べたのですが、
東京都内で共学と男子校は以下の5校ぐらいしか見当たりませんでした。
・学校法人宝仙学園 順天堂大学系属理数インター中学校・高等学校
(1年間の入学保留制度あり)
・佼成学園中学校・高等学校
(編入保証は高校2年3月までだったような)
・攻玉社
(入学式とオリエンテーションのみ参加して、その後休学し帰国後復学可)
・東京都市大学付属中学校・高等学校
(1年間の入学保留)
・東京都市大学等々力中学校・高等学校
(1年間の入学保留)
中学校は義務教育なので、休学や編入保証という言葉の意味が正しいかは分かりませんが、私の認識で記載しています。
編入が可能な学校は入学保証制度のある学校よりは多いのですが、募集人数が「若干名」ということや、必ず自分の学年や希望のコースで開催されるわけではありません。さらに、中学受験では英語科目のみ(英語と面接のみ等)の受験が選択可能であった学校も編入となると、学校の進度についていけるのかを確認する必要があるため、「算数・国語」も試験科目として必須になってしまうことが多いです。そんな中、以下の学校は編入試験を必ず行なっている学校のようです。
・文化学園大学杉並中学・高等学校
・かえつ有明中学校・かえつ有明高等学校
・東京学芸大学附属国際中等教育学校
全てを網羅して探したわけではないのですが、帰国時期未定の帰国生に優しい制度のある学校はこんな感じ。
日本の中学受験は加熱しているようだし、一般受験よりチャンスの多い帰国子女受験でも英検1級を持つ人も珍しくない世界のようです。
4月から入学する必要はありますが、英語のみだけで受験できる学校もあります。(一例)
・三田国際学園中学校(IC)
・サレジアン国際世田谷
・サレジアン国際
・佼成学園中学校・高等学校
・東京都市大学等々力中学校
上記の学校の中には両親の海外転勤に伴う休学(退学)で、帰国後に形だけの編入試験を受けてもらってからの復学可能といった裏メニューのようなものがあるようですが、退学時と同じ学年に復学するのかや不在の期間によっても条件が違うようですし、確定情報ではないのでそれをあてにして対応するのは危険かなぁと思ったりしています。
夏の一時帰国の際に、息子と配偶者が学校見学を3校しました。その後影響を受け息子は中学受験に乗り気になっていますが、そもそも勉強をほぼ家でやらない&やる気が一向に出ない息子に中学受験なんて必要ないのでは?!と私は考えています。
大変すぎて親子で頑張らないといけないと噂では聞くこと、また、一番やる気だった配偶者が単身赴任嫌だな、と言い出して興味が急に失せていることもあり、我が家は一旦4月での中学受験をすること自体を保留・要再検討かなと思っています。
また気持ちの変化や、諸々を追記していく予定です。
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