下手という自覚
こんにちは。石田みなみです。
好きな動物は、ねこです。と言いつつ、生き物はなんでも好きです。
この前友人に勧められて"旅猫リポート"観て、ボロ泣きしました。
(だって昔飼っていたねこに似てたから...泣)
今回は、私がサッカー選手として、下手ということを自覚しているということを書きます。
え?下手なの?やばくない?と思う人は、是非最後まで読んで下さい...!!!
「下手くそっ!」
何年か前の試合中に、相手選手に言われました。
イライラしてたんでしょう。
(試合中はみんな必死なんだよ。)(私も必死。)(なんなら1番必死。)
でも、何かしら言われることは結構多いのですが(DFは特にそうだと思う)、面と向かって「下手くそっ!」と、言われたことはなかったので少しびびりました。
"........下手くそって言われた!!!??"
"誰かにこのモヤモヤを吐き出さないと試合に集中できない"と思ってしまったので(自分で解決しろ笑)、
当時のキャプテン(言わずと知れたノジマステラの初代キャプテン尾山沙希)に、試合中に、
み「下手くそって言われたんですけど!!ひどくないですか?笑」
って言ったら、
さ「だって(相手より)下手くそやん。しょうがないって。」
と、言われました。
"あ、そうだった。私、下手くそなんだった"
下手くそという言葉にびびっちゃうなんて、自分のことを少しでも上手いと思ってたなんて、恥ずかしい。
下手でいいのか?
おいおい、下手って認めていいのか?
こんな疑問が浮かぶと思います。
これ、場合によると思っていて、
"周りより下手だからこそ..."
・もっと他の人より考えて練習しよう
・みんなより走って貢献しよう
・私がここでおとりになればあの子がもっと良い状態でプレーできる
と、こういうマインドで私はサッカーをしています。
これが、「私下手だから...」と、プレーが消極的になってしまうのであれば、良くないです。
下手だからこそ
ここでいう下手というのは、ボールを扱う技術のことを指しています。(めちゃめちゃ大事なんだけどね)
下手だからこそ、別の部分で貢献しよう。
この考えが私の中で常にあります。そしてこの部分が私がなでしこリーグ1部で試合に出ることのできる理由だと思っています。
ボールを扱う技術はとっても大事だけど(もちろんここも重要視して練習してます)、ボールを触らない部分もサッカーです。
試合時間90分(アディショナルタイムを省いて)のうち約2〜3分しかボールに触らないのだから、残りの時間で貢献することができれば、選手としてやっていけるのでは?
(もちろん必要最低限の技術を身につけた上で。)
(逆にここを頑張ることのできない人は試合に出ることはできないけどね。)
下手が生きる道
では、どこで人と差をつけようか。
私は、比較的他の人より足が速くて、体力もあります。たぶんどちらもチームで3番以内には入ります。(たぶんね。)
でも、1番では無い。
ましてや、私より足が速くて、体力もあって、センスもあって、ボールを扱う技術も上手い選手ばかりです。
そんな、ある程度先天性の割合が大きいものばかり気にしていてもしょうがないです。
(もちろん努力の上で成り立っていることは承知です。)
そこでまず考えたのは、人より"当たり前のことを当たり前に"行えるようにしようでした。
どういうことかというと、
・最後まで諦めない
・何事も全力で行う
こういう誰もが当たり前にしていることを当たり前にやれるようにしました。
これを最大限に積み重ねて、今の私があります。
これが私の魅力です。
今まで所属してきたチームで、どうやったらチームの勝利に貢献できるか、
ピッチ内でもピッチ外でも。
そうやって私なりに考えて考えて、サッカーと向き合ってきた結果が今に繋がっているんだと思います。
ほんとに下手なのか?
さて、私という選手は、ほんとに下手なのか?
と、思ったそこのあなた。(笑)
それは是非、観て確かめて下さい。(笑)
やっぱ下手だなって思ってくれてもいいし、いやなかなかやるじゃんって思ってもらえたら嬉しいし、自分から下手とかいう選手なかなかいないと思うので。
最後に...
下手というワードを使ったけれど、私のことを上手と思ってくれてる人も少なからずいます。(そう思いたい。笑)そういう人たちを悲しませるというか、裏切ることはしたくないです。応援してる選手を下手と言われたら気分悪いですよね。だから、下手と言っていいのは自分自身だけです。(勝手なルール発動!)どんな選手にもいろんな魅力があります。良い部分は尊重して、悪い部分は助け合って、それがチームスポーツ・チームプレーです。
あれ?なんか結局、スポーツって素敵・サッカーって最高っていう着地になっちゃう(笑)
はい、結論、サッカー最高です。
石田みなみ
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