石田みなみ

元プロサッカー選手/WEリーグ/ノジマステラ神奈川相模原/静岡県御殿場市出身/常葉橘中高→早稲田大学

石田みなみ

元プロサッカー選手/WEリーグ/ノジマステラ神奈川相模原/静岡県御殿場市出身/常葉橘中高→早稲田大学

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下手という自覚

こんにちは。石田みなみです。 好きな動物は、ねこです。と言いつつ、生き物はなんでも好きです。 この前友人に勧められて"旅猫リポート"観て、ボロ泣きしました。 (だって昔飼っていたねこに似てたから...泣) 今回は、私がサッカー選手として、下手ということを自覚しているということを書きます。 え?下手なの?やばくない?と思う人は、是非最後まで読んで下さい...!!! 「下手くそっ!」 何年か前の試合中に、相手選手に言われました。 イライラしてたんでしょう。 (試合

    • 言葉のお守り

      小学生の頃、担任の先生に、 「あなたは言葉づかいが汚いから気をつけなさい。」 と、言われたことをなんとなく思い出す。 当時は、なんのこっちゃ分からず。笑 時は過ぎて、高校生の頃。 サッカー部の監督に、 「味方への指示の言い方に気をつけろ。」 と、こんなことも言われたなと。 何気ない言葉であっても、言われる人やその人との関係性によって、 グサっと心に刺さるときもあれば、脳内に留まらず、あっという間に忘れてしまうときもあり、 言葉ってのは、不思議なものだなと。

      • さよならサッカー選手だった私

        少し前の話になりますが、2022-23シーズン限りで引退しました。 23-24シーズンが始まって、WEリーグはカップ戦が明日から始まろうとしています。 (みんなめちゃめちゃ応援してる!!!!!) 思い返せば、サッカー選手だった時間は、人生において最高の時間を過ごすことができたと思います。 ちょっと今更感はあるけれど、ここにもちゃんと書いておきたくて、引退セレモニーとかの内容と被る部分もあるけれど、ご了承くださいね。 サッカーが少しでも上手くなりたい ただこの思いだ

        • 「美味しいカレーでも食べに行こう」

          ちょっと前に、「美味しいカレーに救われた話」 いや、結局は、「あるチームメイトに救われた話」なのかもしれない。 実は、最初につけようと思っていたタイトルは、「身体の疲労と心の疲労」です。 なんか重いなと思ってやめました。笑 心の疲労って今までそんなに感じたことがなかったのですが、この前、あぁこれか、と感じたので書いておこうと思います。 やばいって気がつくまでと、そこからどう立ち直ったか。 うん、ほんと、しんどかったな。 なんかおかしいかも いつもよりちょっと疲

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        下手という自覚

          久しぶりに書きたかったこと

          久しぶりにnoteを書いてます。 気がついたことや学んだことがあったら書きだすという習慣は無くさないようにというか、継続をしているのですが、それを発信する、誰かに見られても大丈夫なレベルにするとなるとまた別の話でして。 こんなこと書いてもなとか、いろいろと考えていまうタイプの人間なので、気にしてしまうんです。 だから、だいぶ久しぶりになっちゃったなと。 前節、久しぶりに試合に出場することができました。 何試合ぶりかなんて覚えてないくらいの久しぶりの出場。実況では5試

          久しぶりに書きたかったこと

          あなたのその声はちゃんと選手に届きます

          Jリーグで声出し応援が段階的に始まり、少しずつですが本来のスタジアムの姿に戻りつつあるなぁと感じています。 このまま順調にいけば、WEリーグでもサポーターの声援が聞けることになるのかなと思うと、本当にワクワクします。 というか、泣いちゃうかも。 チャントサッカーの試合で、サポーターの方々がチームや選手個人を後押しする為に歌う応援歌をチャントと言います。(コールとチャントの違いがハッキリ分からないので、今回はチャントという言葉だけ使います。) チームによっていろいろある

          あなたのその声はちゃんと選手に届きます

          上手くいかないときにどう頑張るか

          先日、元チームメイトの後輩と会って、いろいろと話をしていく中で、「メンバーには入るけど、そこから試合に出ることができない」という話を聞きました。 あるあると言えば、あるあるなのかもしれません。 シーズンを通してメンバーがある程度固定されることはよくあります。 「メンバー外のときや試合に出ることができないとき、どうやって乗り越えますか?」と聞かれたので、私なりの考えを答えました。 反面教師まず、このような状況に置かれたとき、ダメになっていく人を何人も見てきました。(言葉

          上手くいかないときにどう頑張るか

          「愛を届けます」

          「愛を届けます」 そんなことを言われても... と、思ったと思いますが、のんびり読み進めてみて下さい(笑) 私にとってこれから大きなチャレンジをする、その想いを綴りました。 家族LINEたま〜に父が家族LINEに、 「おはよう!気持ちの良い朝だね!今日も一日頑張っていこう!」 (本当はラブリーな絵文字付き) というメッセージと共に、富士山の写真(静岡に住んでいるので)を送ってきてくれます。 (毎回素敵な写真だなぁと思っている) 親の気持ちは分からないけれど、

          「愛を届けます」

          WE ACTION DAY

          10月2日(土)、私の所属するノジマステラ神奈川相模原というクラブは、WEリーグが設けているWE ACTION DAY(理念推進日)に放課後デーサービスの「るうちぇ」様、「まはろ」様、「花笑み」様と共に、WE ACTION DAY「サッカーでインクルーシブな社会を!」を開催しました。 ・WE ACTION DAYとは WEリーグの理念「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人ひとりが輝く社会の実現・発展に貢献する」を体現するために、各クラブがアクショ

          私が私であり続けられるのは

          「みなみっていつも全力だよね」 今までサッカーをしてきて、何度も言われてきたこの言葉。 時には、尊敬の眼差しで、時には、馬鹿にするような目で。 私の才能サッカーをしてきた中で(サッカー以外でも)、みんなそれぞれ特徴があり、得意なこと、苦手なことがあると思います。 シンプルに、脚が速いとか、身長が高いとか、テクニックがあるとかそういうものもありますし、決定力とか予測力とか見た目からは分からないものもあります。 私は、人よりちょっと脚が速いし、人よりちょっと体力はあるけ

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          生理の話をしよう

          今年から、低容量ピルを飲み始めました。 シーズンの始めに、チームドクターが生理についての話をしてくださり、やってみようかなと思ったことがきっかけです。 生理って、子宮がある人からしたら何十年という長い期間付き合うことになるのに、なんでサラッとしか学校では教えてくれないんでしょうか。不思議です。(今の学校では教えてくれているのかな?) アスリートにとっても、パフォーマンスに関わる大事なことです。 生理は病気じゃないけれど生理=月経は、約1か月の周期で子宮内膜が出血をとも

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          孤独は人を狂わすと思っていたけれど、成長するときも孤独らしい

          数年前、私はこのままで良いのだろうかと、そんな漠然とした不安を抱えていました。 そんな漠然とした不安なので、解決策もなく、ただがむしゃらに目の前のことを全力でやることでしか気持ちを紛らわすことはできませんでした。 28歳女子サッカー選手は、だいたい28歳手前で引退する選手が多く(26歳とかかな)、28歳にもなると、チーム内に同期入団や同じ歳の人がいなくなります。 チームメイト同士で、ご飯に行ったり、プライベートで一緒に遊べる人って実は結構限られていて(クラスの人全員と仲

          孤独は人を狂わすと思っていたけれど、成長するときも孤独らしい

          サッカーと社会貢献 続き

          6月19日、無事に障がい児通所訓練事業「るうちぇ」を展開する一般社団法人TREA様とサッカーを通じた地域交流会を開催することができました!!! (開催するにあたっての思いなどが詰まったnoteはこちら☟) 天候が雨予報でしたが、なんとか雨が持ちこたえてくれて、終えることができました。 こんなに雨雲レーダーたくさん見た日はないってくらい、何度も確認して(何度確認したって一緒だよってね)、やるかやらないかの判断をするという経験もあまり行うこともないと思うので、良い経験でした

          サッカーと社会貢献 続き

          サッカーと社会貢献

          いきなりですが、6月19日に一般社団法人「TREA」さんと障害児を対象としたサッカーを通じた地域交流会を行うことになりました!! さて、なぜ障害児で、なぜサッカー交流会なのか。 12年ぶりの再会社会貢献をずっとしたいと考えていたのですが、社会貢献ってそもそもどんなことすればいいのか?どうすればできるのか?そこら辺が全く分かっておらず、そんなときにTwitterで、高校時代に静岡の県選抜で一緒にプレーしたことのある友人と絡む機会がありました。 (私のゴリゴリの営業スタイル

          サッカーと社会貢献

          仕事がサッカー選手になりました

          仕事がサッカー選手になり、4ヶ月経ちました。 プロになって約4ヶ月。 プレシーズンマッチも始まりました。 プレーする以外のサッカーの為の時間が圧倒的に増えましたが、プロになったからと言って、大きな変化があったかというと、特にありません(笑) (今回は、以前書いたnoteの続編のような感じです。) プロってなんだ? 「プロって何?」と聞かれても、 未だにハッキリとした答えは出ていません。 では、いつプロと実感するのか? それは、"契約更新のとき" だと、以前

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          たった1点だったけど

          先日の試合でゴールを決めることができました。 しかし、結果は1-5。 大敗です。 誰がどう見ても、相手の方が 強く・速く・上手かった。 それでも、その1点を多くの方が喜んでくださり、不思議な1点だったなぁと思います。 前々日に公開したnote 試合の前々日に、noteを公開しました。 かなり自分なりに感情をさらけ出して書いてnoteです。 それと同時に、こんなtweetもしました。 私が活躍をしたときに、私と限りなく近い気持ちで喜んで欲しい。 そして、サ

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