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仕事がサッカー選手になりました
仕事がサッカー選手になり、4ヶ月経ちました。
プロになって約4ヶ月。
プレシーズンマッチも始まりました。
プレーする以外のサッカーの為の時間が圧倒的に増えましたが、プロになったからと言って、大きな変化があったかというと、特にありません(笑)
(今回は、以前書いたnoteの続編のような感じです。)
プロってなんだ?
「プロって何?」と聞かれても、
未だにハッキリとした答えは出ていません。
では、いつプロと実感するのか?
それは、"契約更新のとき"
だと、以前監督が仰っていました。
自分のクビが切られる。
今まで一緒にプレーしていた仲間のクビが切られる。
そういうことが起こったときに、厳しい世界に居ることを実感すると。
考えてみれば当たり前のことだけど、ずっしりと私の中にその言葉が入ってきました。
このような危機感を日々忘れずにプレーしなければいけないなと。
憧れが現実に
来シーズンの保証がない。
急に無職になる可能性がある。
仲良くしていたチームメイトが居なくなる。
確実にやってくるその日があるけれど、それはまだ少し先の話。
憧れが現実になったものの、プロだということを実感できないまま、その日を果たして迎えるのだろうか。
リーグ戦が始まれば実感できるのか?
観客が沢山入れば実感できるのか?
きっと、そんな簡単なものじゃないです。
でも、「今、幸せですか?」と聞かれたならば、
「幸せです。」と、答えます。
やっぱり、プロ選手になれたことは簡単になれるものではないし、最低限の実力だけではなく、多くの方の支えやタイミングでプロ選手になれたのだから。
(現状に満足はしていないけれど。)
私には何ができるだろう
プロサッカー選手となった今、私には何ができるだろう。
1993年5月15日。
— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) May 15, 2021
28年前の今日。
Jリーグは生まれました。
みんなで、 #Jリーグ の話をしませんか?
SNSを通じて、声を聞かせて欲しいのです。
過去、現在、未来、なんだっていい。
本当は、スタジアムにあふれていたはずの声を。#Jリーグの日
また、スタジアムに声が戻ることを願って pic.twitter.com/L9RX6w9Doh
5月15日のJリーグの日に関するツイート等を見ていて感じたのは、
Jリーグという舞台やJリーガーが夢や希望の沢山詰まったものだということ、
誰かの生きる希望や生き甲斐だということです。
Jリーグのおかげで、多くの方の日常が輝いている。
そんなことを感じました。
WEリーグもそんな夢や希望の溢れる場所にしないといけない。
じゃあ、どうするのか。
未来のサッカー選手の為に
今の子どもたちは、何を見てかっこいいと思い、何をしているときに楽しいと感じるのだろう。
Jリーグのように、未来のWEリーガーに夢や希望を繋いでいきたいと思うけれど、子どもたちは夢や希望をWEリーグに抱いてくれないとそんなことも言ってられません。
写真は、ホームスタジアムに応援に来てくれた甥っ子2人とその友達ですが、
この日ものすごく嬉しかったことを覚えています。
もちろん、愛すべき甥っ子がこんなに真剣に試合を見てくれていたことに感動しましたが、
なにより、小学生の甥っ子が友達を連れてきてくれたことに感動しました。
未来のサッカー選手の為に、夢や希望を与えることは仕事の一つだと認識していますが、もっと身近な存在にまず憧れてもらうことってとても重要だと思っていて、
大きなことをいきなりバーン!ってできれば(急に馬鹿っぽいな)インパクトがあるかもしれないけれど、きっとこういった少しの積み重ねが、大切なんじゃないかって。
甥っ子の友達は、ただサッカーが好きだから観に来てくれただけかもしれないけれど、Jリーグではなく、私の試合を観に来てくれたのは、甥っ子が少なからず、試合を観て楽しいという感情を抱いてくれて、友達を誘おうって思ってくれたからです。
身近な私という存在が必死になってボールを追いかけて勝利を目指している姿に、何かを感じとってくれるなら、もっとかっこいい姿を見せる為に頑張らないと!と、思います。
...
家族、友人、チームメイト、その他周りの人に、まずは誇れる人間でいられるように。
プロとか関係なく、いつだって子どもたちは、近くにかっこいい大人(憧れの対象)を探しているんだと思います。
性別とか関係なく、こんなふうになりたい!って思うときのワクワクは、きっとその子を成長させてくれるはずです。
身近な人に、まずはそんなふうに思ってもらえるように。
石田みなみ
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