#シェアハウスの日常 送電停止に怯える者たち
「今のうちにスマホの充電しとけよ〜」
うちでは時々こんな会話が繰り広げられる。
何でかって?
これから停電するから。
停電でも、自然災害とかによる意図しない停電ではなく意図した停電。
停電と言うより、電気代未払いによる送電停止。
というのも、月々の電気料金は諸事情で口座振替が出来ないから振り込みで払うしか方法がない。
この場合払い込み用紙が届くはずなんだけど、それがなかったり、あったとしても諸事情のせいで振り込めなかったりする。
そうしていると電力会社から催促の用紙が届く。
そしてそれも見落としていると「送電停止のお知らせ」なるものが届いて、「おめぇーら流石にこれでも支払わなかったら電気止めるからなっ!」と最終勧告される。
だから、もうすぐ電気を止められるかもしれないというギリギリになって電力会社に電話して支払うなんてこともしばしば。
ちなみに先日もLINEに「電気止まってるんだけど…」と先に家に帰った家族から通知が来た。
その時は例の最終勧告に記されている電話番号に掛けて、すぐに支払い復旧したのだけども、これが毎月となると少々めんどくさい。
まぁちゃんと電力会社から届く通知を見落とさないようにしていればこんなに焦ることもないのだけど、シェアハウスで届く郵便物も多いから致し方ない部分もある。
一番の解決策は口座振替にすることだけども、それも不可能。
時間帯によっては復旧まで時間がかかる場合もあるわけで、冬なら暖はとれずお湯は出ない。
じゃ夏ならシャワーも水でいいし大丈夫か。
いやいや、そういう問題ではない。
冷蔵庫の中身は腐るかもしれないし、夜中にクーラーが消えて熱中症になるかもしれない。
そこで電気がある生活の有り難みを感じることもあるけど、やっぱり電気がないと困ることが多い。
なにか良い解決方法ないんですかね…