real あとがき
はじめに
おそらく今から14年前の24歳時に書いた私小説になると思う。投稿するにあたって、なるべく手を加えないようにはしました。誤字脱字を確認して、前後がわかりづらい所は少し文章を添えて。せっかくなので章ごとに当時を思い出しながら現在の私の所感を述べていく形であとがきにする。
第01話 -逃避・遁走-
実際には20歳~22歳までの間の出来事です。閉鎖病棟から退院して、お薬漬け状態ではあったのですが色々黒歴史積み重ねていました。尖ってるアテクシ状態ですね。
第02話 -怠惰-
うん。これも黒歴史の一部です。色々、うん。まあ・・・ね?完全に私の恥部です。
第03話 -理由-
まあ、まるまる実話ですね。年代的に少年野球も女子が入部しても実力関係なく、男子を試合に出す方針でした。現在だと、小学生くらいまでは女子の方が発育がいいので男子と対等にやりあえる年代なので女子起用が当たり前になっていますね。今となって思えば、いい経験をしました。
第04話 -今は昔-
高校進学問題。今更たらればを言いたくはないが私的なターニングポイントになってしまいましたね。留学体験はエッセイに向いてそうですね。
第05話 -邂逅-
"モニタの先には感情のある人間が存在はする"
これはネチケット時代の言葉まんまですwそして、私がセクシャリティを試した相手の事も少し語られています。これもまた、エッセイで書きたいな。
第06話 -cage-
これは、似た境遇(?)お互い家族に支配されている状況下で活動している。方針もスタンスも似た感じだと当時は思っていた。阿幽さんは27歳、私20歳の時から2-3年交流していました。ここもとりあえず、小ネタがまだあるのでエッセイ書きたいです。
第07話 -envy-
割とここまで章のタイトルが・・・恥ずかしい。とりあえず、求めていない人間を紹介されてイライラしていました。おせっかいというか、なんていうか。今なら理解できる気持ちもありますね。
第08話 -友達-
まあ、この小説自体が自分自身と阿幽さんを後年になってから客観視しおそらくこうであったのではないか?とこうであってほしい!という気持ちで書いたので阿幽サイドは実際はどうだったんでしょうね?
第09話 -混迷・困惑-
この章はタイトルを変えました。元々は混迷と困惑で分割されていましたが、あまりに文字数が少ないのでまとめました。今思うと、阿幽さんは私的にノンセクシュアルに分類されると現在考えています。もしくはアセクシュアル。とりわけ、自分に向けられる性愛が理解出来ないとも言っていましたね。
第10話 -恋情と迷走-
まあ、ここは実際あったやり取り。阿幽さんの言葉は概ね書いてある通りです。あと、この章も恋情と迷走で独立したタイトルでしたが文字数(略
第11話 -底なし沼-
こちら、元々のタイトルは生贄となっていました。でも、ちょっと違うなあって思って現在の私が勝手に変えました。生贄をテーマとした私小説は別にもあるので・・・書かれている事は実話です。
第12話 -彷徨-
はい、タイトルは知る人ぞ知る(これがわかる人、いるの?)自殺系サイト全盛期に入り浸っていたサイトです。サイト名そのまんまです。阿幽とも初めての女性ともここで出会いました!(それが良くなかったw)阿幽から聞かされた離婚までの話は、覚えている限りを端的に書いてます。
第13話 -彼岸-
ここは、矢吹さんから後々聞かされた阿幽さんとの問答を端的にかつ、こんなニュアンスであるのではないか?と書いてみました。というか、現在の私からして、阿幽は当時27歳で年上のお姉さんと思っていましたが全然ガキですよね。あと、私はとりあえず落ち着け!って状態でしたね。
第14話 -分水嶺-
はい、この章のタイトルも変えました。本来は消失点というタイトルでしたが、なんかしっくりこなかったので手を加えてしまった。タイトルどころじゃなく、この章はかなり手直ししてしまっている。何故ならこの章だけは創作だからw
最終話 -虚堂懸鏡-
はい、お察しの通り最終話のタイトルは悩みに悩んで変えました。本来は夢の終わりというタイトルでした。なんか幼稚だなあと思い、逆に四字熟語になってしまった。私は宿星が虚宿なので、ただそれだけで決めました。内容としては、まあ実際押しかけてはいないのですが、鬼メッセ・メールはしていました。あとは矢吹さんの言う通りの流れです。なんだかんだで矢吹さんとは現在のパートナーと同棲し始めた頃までは交流をしていました。まあ、年に1-2回程度ですが。あと、使用ソフトウェアにあまりログインしていなかった為、余計に疎遠になりましたね。
総括
現在の私からしたら、自分自身も偏狭で矮小。阿幽はただのアル中メンヘラの糞女。という結果ですが、しばらく後を引きました。その前後、いろんな出会いとエピソードがありますが私的には現在12年目のパートナーと仲良く暮らしていられるので、もう消化済みです。全然何も感じません。阿幽・矢吹のその後もどうでもいいです。ただ、矢吹は当時アラフォーだったので阿幽の事も、私の事も客観的に観察していたとは思います。そして何より矢吹がいなければ、くだらない阿幽のおままごとに付き合わされていた事に気づけなかったので感謝はしています。