「初心者が LINEBot を作ってみた!」

こんにちは。一般企業の情報システム部門で、社内業務システムの開発
を担当しています。

といっても、他部署からの依頼や要望を受けて要件をとりまとめ、
これから構築するシステムの概要は考えるものの、その後のプログラム
開発は、契約しているコンピュータ会社の技術者に任せっきりで、
自分ではプログラムを組むことはありません。

というか組めません 😢

他部署からは、業務を改善したいから、困っているからといろんな
要望が舞い込んでくるのですが、コンピュータ会社の技術者に開発を
任せた場合に、開発にかかる工数の割に得られるメリットがさほどでも
ないレベルのものが、実は一番対応に困っていました。

そんなとき、ノーコードでアプリが作れる「MAKE」というツールの
存在を知ったので今回、自分でツールが作れるかチャレンジしてみる
ことにしました!
小規模なアプリの開発なら、自分でMAKEを使ってチャチャっとできる
レベルまで使いこなせるようになれれば、ということで早速作って
みようと思います。


1.今回のチャレンジ

「LINEでキーワードを入力・送信したら犬の画像が表示される
 LINEBotを作ってみる」

2.企画目的

 日々の仕事で疲れ切った自分を癒したい。
 そんな方に、愛くるしいワンちゃんの画像をお届けしたいと思い、
 作ってみました。

3.今回使うツール


・MAKE
・LINE Developers
・犬の画像をAPI公開しているサイト「Dog API」

4.作り方

 ①.LINE Developersで新しいチャネルを作る


LINE Developersで新しいチャネルを作成

  このチャネルをお友達登録しないとスマホのLINEに表示されないなど、
  うっかり忘れてしまいそうな設定がいくつもあったので備忘録として
  作業手順をすべて残したかったのに、キャプチャを撮るのを忘れて
  しまった(^^;

  今回MAKEでツールを作る上で、APIのサービスと連携させることが
  できるということを知り、ネットであれこれ検索してみましたが、
  初心者にはAPIのサイトの見方がやたら難しくて、上の図のように
  いくつも試しては失敗し、無駄にチャネルだけが増えてしまいました。
  結局、割と簡単な犬の画像を検索するAPIを選ぶことにしました。

 ②.MAKE


  
今回は、MAKEとAPIの基本的な使い方を理解する必要があったので、
  「LINEでキーワードを入力・送信し、犬の画像を表示させるLINEBot
   を作ってみる
」 にチャレンジしてみました。

MAKEでシナリオを作成

 図のような流れで、
  ➊LINEで入力したコマンドが
  ❷APIのサイトに飛んで
  ❸事前にJSONの構文を分解したとおりにパラメータを渡して
  ➍犬の画像が返ってくる
  みたいな流れになることはなんとなく理解できるのですが、APIサイト
  でJSONファイルがどこにあるかわからず何時間もかけて探し回ったり、
  パラメータが複数になったら途端にうまくいかなくなったり・・・

  とにかくこういうときに自分は応用が利かないんだな、ということも
  思い知らされました😞

  四苦八苦しつつも最終的には、LINEでキーワードを入力したら、
  DogAPIで取得した犬の画像が表示される、というごくシンプルな
  ものですが、コーディングしなくてもLINEBotが作れて感動しました!

  というのは半分本当ですが、もう半分は「疲れた😫」というのが
  本音です。

5.苦労したこと


 犬画像を取得するツールを仕上げるまでに、実はAPIをいくつか試して
 いました。

 NHKニュース、ウィキペディアの記事、地図の情報など、世の中には
 実に多くのAPIが公開されていて、これを使いこなせれば、できることが
 増えるかもと期待してしまいますが、なにせほとんどのサイトが英語で
 書かれていて、翻訳ツールを使ってみても、翻訳された日本語が難しくて
 余計わからなくなるという悪循環に・・・

 もしかすると技術以前に、英語がわからないと話にならない気がしてきた

犬の画像が表示されるDogAPIのサイト

 こちらはDog APIのサイト。
 比較的文字が少ないサイトですが、それでもようわからん😅

 最終的にDogAPIで犬の画像を取得するサービスを選び、ようやく
 出来上がったのがこちら↓

 ワンちゃん、出てきてくれてありがとう! 🐕🐩🐶
 久しぶりにいっぱい頭使ったから、もっと癒して!! 

6.これから


 今回はLINEでしたが、MAKEではMicrosoft365やGoogleなどいろんな
 アプリに応用できるみたいだし、ネット上に公開されているAPIもたく
 さんあるので、組み合わせ次第でできることが無限に拡がる気がします。

 ですが、今回はMAKEもAPIも今ひとつ理解しきれないまま終わった感じ
 です。本当の意味で使いこなせるようになるには、さらなる勉強が必要
 と感じたので、しばらくの間チャレンジ投稿を続けてみて、自らの成長
 記録として残そうと思います。

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