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それでも服を着て生きていく
前回に引き続き自問自答ファッションのお話。
ドーピングしたくない
前回、「上下黒の服装で友達の個展に行ったら何か表現活動をしてる人っぽく見られて自分を恥ずかしく思ったよ」というエピソードを書いた。
その後も考え続けて気付いた自分の感情があって、それは、
「クリエイティブじゃない自分が、クリエイティブな要素をファッションでドーピングするのは許せない」
というものだった。
我ながら衝撃であっ
燃え殻は考える~あきやさん講演会~
2024年5月18日、幻冬舎大学 あきやあさみさんの「“なりたい自分”を知って“心満たす服”を手に入れる」講座に行ってきた。
初の会場参加をした。でもアーカイブを観て気付くことが沢山! あきやさんのスカートのシルエットと揺れ方が可愛かった!
以下、感想と自分語り、だだっと書きます。
骨に刻む言葉
『骨に刻む』『頭蓋骨に刻む』、良いワードだなあ! ぜひインタビューでも採用してほしい。
頭蓋骨に刻
持ってないものと持ってるもの
自問自答ファッションにおけるコンセプト作りのお話です。
突然ですが私はたぶん強い。
強い、というキーワードは私にとって「あって当然」というか「自分の強さを信じている」という類いのものなので、「なりたい」でも「似合う」でもなく、もちろん「違和感」もなく、自問自答ファッション教室当日のワークで「欄外」に保留された言葉でした。
(あれれ~、おかしいな。自分にとってこんなに馴染むキーワードなのに「強
“ミケーレがお好きですか”
ファッションのことはよく分からない。
ずっとそう思って生きてきた。
分からないとはどういうことか分解してみると、何が分からないのか分からない……
となってしまう。結局のところそれは、「自分の知らないルールが存在していて、知らないうちにそのルールを外して、バカにされたり恥をかいたりするのが怖い。」という気持ちだったと思う。
しかもそのルールは細分化されたファッションのジャンルごとに存在すると思った
ファッションではなかった~自問自答ファッション教室~
2023年が明けてから私は体調管理に勤しんでいた。
天気予報もだいぶ先までチェックし、祈るような日々を過ごしていた。
1月に念願の、あきやあさみさんの自問自答ファッション教室に参加する予定があったからです。(遠征)
寒波到来の予報に怯えつつ、当日は晴れ!
新幹線も遅れることなく無事に参加することができました。
職業から逃げ回っていた
自分ひとりでコンセプトを考えていたときに私はいつもここで行
ファッションとは○○である
思わせぶりなタイトルになってしまいましたが、勿体ぶっているわけではありません。「ファッションとは○○である」。
○○に何が入るかは、人によって違うと思うのです。
さて私にとって、
ファッションとは自己表現である。
2023年が始まったばかりのある日、突然「ファッションとは自己表現である!」という感覚が降ってきて、それがものすごく腑に落ちたのです。
ファッションが自己表現であるって、それ自体は
5百円でも5万円でも
「いつもどこで服買ってるんですか?」
「○○!? ○○の服って高いですよね? 高い!」
「私、服は500円くらいで買いたいんですよ」
「□□(この辺りの地域)では安く買ったことの方が自慢になるんですよ」
……ということがあった。
服をどこで買っているか聞かれ、その日着ていた服がどこのものか答えた。ちなみに○○は百貨店に良く入っている(いた?)タイプのお店です。値段のことは大変難しい話ですが、量