14金ゴールドフィルドを使うこと
梅雨に入りそうで入らない日が続いていますね〜。
今日も気持ちよく、この晴れ間の時間を充分に楽しみたいです。
石と糸のアクセサリーでは、リネン糸を編んで紐にしたものでアクセサリーを作っています。
そうしているのは、私自身が金属のチェーンのアクセサリーを身につけるより心地いいからなんです。
ただそれだけなのですが、全く金属を使わないという訳では無いんですね。
むしろ煌めきとして取り入れたい重要なパーツでもあります。
やっぱりゴールドの美しさはアクセサリーとして素敵だなぁと感じます。
金属アレルギーなので、素材は限られてしまうのですが、1番いいのは18金のゴールドです。
でもパーツをそれで作ってしまうと、とってもお高いものになってしまう。気軽な値段では無くなってしまうので、14金のゴールドフィルドを選んでいます。
ゴールドフィルドとは、素材として真鍮や銅などでできたものに、総重量の5%を金を含む合金でコーティングしたものです。
金メッキの20〜30倍くらいの厚みがあり、熱と圧力をかけてコーティングしているため剥がれにくく、長くゴールドの色味を楽しむことができます。
14金なので18金よりも純度が下がるため、もしかしたら合わない方もいるかもしれません。
それでも選択肢として、とても良い素材だと思うので、使ったことが無い方はぜひ試して頂きたいです。
14金は18金よりも少し淡い色合いになりますが、美しいゴールドの輝きがあります。
その輝きと、リネン糸が組み合わさると、なんとも言えないアンティークな雰囲気になります。
石と糸ではそれが好きで組み合わせています。
そして14金ゴールドフィルドをパーツとしてだけ使うのにはもう一つ理由があって、それは天然石に金属を通すのが何となく好きじゃないんです。
天然石ビーズとして販売されているものは、穴が開いていますが、そこにワイヤーや、丸カンなどを通して固定したくない。
これも感覚的なものです。
なんか遮られる気がするので、そういう使い方をしないようにしています。
なので、14金ゴールドフィルドのパーツを使う時も、穴の開いたビーズ状のものだけを使って、リネン紐に通しています。
こういう言葉では説明できない感覚があるので、そこを1つ1つ大切にしていきたいなと思っています。
肌感覚、心地よさというのは見えないものですが、感覚として感じられます。
美しいさの中にも、心地よさ、気持ちよさあるもの。そんな作品作りをしています。