令和5年10月22日(日)魅惑のブルーローズたち
前回の日記でマリアカラスをFL(フロリバンダ)と書きましたが、HT(ハイブリットティー)の間違いでした。(日記は訂正しました。)
ハイブリッドティー(HT)は「交配された」(=ハイブリッドHybrid)+ティーTea(ローズ)のことを言います。 ほとんどが四季咲き性で、春から秋まで花を楽しめるのが特徴ですが、バラを楽しめるのもハイブリッドティの魅力でもあります。
フロリパンダ(FL)は四季咲き中輪系のバラのグループで、樹形は木立性です。
花径5~11cm程の中輪花で、房咲きのものが多く、花で株が覆われてしまうほど花つきが良いのが特徴です。
ハイブリットティーとフロリパンダの違いとして、ハイブリットティーは「四季咲き大輪」で以前は一つの茎に一花をつける単花咲きのものを指しましたが、いまはほとんどが房咲きです。フロリバンダ(FL)は「四季咲き中輪」ですが、これには必ず「房咲き」であるという条件がつきます。
前に日記にも若干紹介をしましたが、今回もブルーローズを紹介します。
近年では青系のバラが増えてきましたが、完全な空色(スカイブルー)のような青いバラはは存在していません。青色というより紫色かかったものが多いように見られます。
青バラの花言葉は今までは「不可能」でしたが、最近は青いバラ「アプローズ」(https://www.suntorybluerose.com/)の登場により花言葉が「夢叶う」に変えられているそうです。来園のお客さん(特に女性)は青系のバラを眺めている方が多いように思えます。(私の独断と偏見でしたら、ごめんなさい。)
神宮ばら園を担当している私のおすすめの青バラは「ブルーグラビティ」です。
今日、来園されたお客さんで青バラばかりを育てている方とお話をしていたら、バラの話に花が咲いて1時間ぐらい話してしまいました。
秋バラが本格的に咲き始めました。まだまだ見頃です。どうぞ、ご来園ください。
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