50歳というステキ
今年で50歳になる。半世紀も生きてきたのかと驚く。子どもの頃、または若い頃の50歳は圧倒的に大人だった。そんな大人になれてるのかどうかはわからない。
年齢を尋ねるのは失礼だという風潮があるように思う。また聞かれた大人が「気持ちは20歳かな」などと答えているのを聞く。なんでやねん、と思う。年齢が上であることが恥ずかしいということか?
小学生の子どもたちもよく聞いてくる。ちょっと笑いながら、先生、答えるの嫌がるやろな、という気持ちをこめて「先生、何歳?」と。「49歳やで。」とあっさりと答える。すると子どもたちは、笑いを引っ込めて「へえ!若いな!」などと返してくる。
歳を重ねていくことで、確実に少しずつ自分のことが好きになっていったように思う。同時に周りの目もだんだんと気にならなくなった。周りの評価が気にならなくなるというのは、世の中で一番怖いものがなくなることだと思う。それによって、どんどん生きやすくなっている。私の場合は、だが。
それによって、人の意見が聞けなかったり、周りが見えなかったりする人にならないように、と常に自分に言い聞かせながら。
50歳という歳に意味はないのかもしれない。でも、30歳でも40歳でも感じなかった気持ちか私の中にはある。50歳に意味を持たせたい。
このnoteもそうかもしれないなぁ。
今日、生まれて初めてコンタクトレンズに挑戦した。眼科の先生が「不自由さは眼鏡と変わりませんよ」と言ったが、「試してみたいです!」と目に入れてもらった。
一言で言うなら感動。
みんなはこんなクリアな世界で生きてるのか。眼鏡とは全く違う視野の広さ。ま、代わりに老眼が思いの外進んでることを実感したけどね。
今年はそんな挑戦の一年にしたい。まだまだ自分の知らないステキな世界が、きっとたくさんあるから!