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ARK クラシックス
今日で9月も最終日ですね。
昨日はクラシックコンサートにお出かけしておりました。
年に1度のお楽しみ、「サントリーホール ARK クラシックス」の中のプログラムのひとつです。
そろそろ開場時間ということでサントリーホールに着いたら、ちょうどアーク広場の特設会場で、なんと!!! 辻井伸行さんのスペシャルプログラムが始まるところでした。
すでに黒山の人だかりなのでお姿は見えませんでしたが(ビジョンがあるのであそこに映してくれれば見えたのになあ💦)素晴らしい音色は十分以上に聴くことができました。
わー。いいのかなタダで。しかもこれから本番前なのにすごいなーと。
演目はショパン。
1曲目は聞き覚えがあるけど曲目わからず😅
2曲目は「革命」だったと思いますがすでに記憶が怪しい笑
ともあれすっかりいい気持ちになって、会場内へ。
若手奏者中心のARKフィル、三浦文彰さんによる指揮で、モーツァルト;フルートとハープのための協奏曲。
柔らかくかつ華やかでした😊
フルートもハープも素晴らしい音色で思わずうっとり。
なんといっても圧巻だったのは、辻井伸行さんによるチャイコフスキー;ピアノ協奏曲第一番。
これは本当に有名な曲なので、聞けば誰でも「ああ、あれ」というと思います。
が。メジャーすぎるのかどうか、実は演奏を聴くのはわたしは初めてですごい楽しみにだったんですけども。
何度も言うようですが本当に圧巻。
また今回はチケットを取ってくださったTさんのおかげで前から3列目というすごい位置だったので、音の迫力が凄まじく。
オーケストラと対等に渡り合うピアノ。
これ本当にピアノ1台の音なのかと言うほどの迫力でした。
辻井さん独特の音の華やぎときらめき。
和音ですら、ひとつひとつの音が「個包装」されているあの響きは、本当にいつ聞いても感服いたします。
演奏後は拍手に次ぐ拍手、何度も何度も舞台上へ呼び戻され、たぶん予定外だったと思いますが超・特別なアンコール曲を聴かせていただけました。
あの凄まじいコンツェルトを弾き終えてさらにこのアンコールか、と。
先ほどは開演前なのに特別ステージなんて大丈夫なんですかと思っていたけど
「ご本人にはあれでウォーミングアップだったのかも」
とTさんと話しておりました。
休憩を挟んで、ARK フィルの皆さんによるブラームスの一番。
全体に重厚感が感じられて、若手奏者中心とはいえ十分に成熟した音色に満ちた全4楽章でした。
終演後は、いつものことではあるのですが、恍惚感に引きずられて半ばぼーっとしたまま、タクシーに乗って駅へ向かいました。
久しぶりで楽しゅうございました😊
次にこんな機会を得られるのはいつのことか……とちょっと遠い目をしてしまいつつ、またの日を楽しみに。
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