Kenny Rogers 'Lady' 1981年 Billboard年間チャート3位
1981年の3位が、Kenny Rogersさんです。この年はやはり大御所復活の年だったのですね。
この曲はライオネルリッチーさんの作品なんです。R&Bとカントリーの合体というのは、大御所の彼も十分意識していたようですが、その結果生み出されたこの曲は、結果的にバラードとして大成功なのですから、やはり才能のある方は違うのだなと思います。
Kennyさん自身は、この時点で十分にスーパースターだっだのですが、年間チャートではこの曲が一番のヒット曲となったこと。また、この曲の成功のおかげでリッチーさんの才能が世に出された、今流行りのWin-Winの関係となったことも、また幸いなことでした。
ブラックミュージック、カントリーそれぞれ敵対していたなんてことはないんですが、この成功によって、より垣根がなくポップスの全体像が広がったというか、そんな感じがしますね。
悪く言えば、癖のない曲なのですが、退屈に聴こえる点もKennyさんのだみ声でカバーしてますしね。kennyさんの他のカントリー曲よりもあか抜けて聴こえるという点も、R&Bのなせる業なのかもしれません。この両者のいいとこどりで、大成功した、奇跡の曲なんですよね。
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