最近の記事
真夏の街を疾走する白金の叫び声!ビリー・アイドルの「Hot in the City」が教えてくれた、アツい生き方 1982 90th Billy Idol "Hot in the City"
今日はね、1982年、つまりE.T.が空を飛んでた年の音楽シーンから、めちゃくちゃアツい一曲を掘り起こしてきたぜ! それが、ビリー・アイドルの「Hot in the City」!ビルボード年間チャートで90位にランクインした、白金の叫び声の持ち主による都市賛歌だ! パンクの不良少年からMTVの帝王へ まず知っておいてほしいのが、このビリー・アイドルっていう男。本名ウィリアム・マイケル・アルバート・ブロード。なんか貴族みてぇな名前してるけど、実際はロンドンの街角で暴れまわ
「アメリカの若者」を歌うイギリス娘の大胆不敵!1982年 92nd, Kim Wilde "Kid's In America"
どうも! 今日はね、1982年のアメリカン・チャートから、めっちゃイケてる"珍事件"をご紹介しますよ。 衝撃の事実その1:「おいっ、英国人じゃんか!」 Billboard年間チャート91位、キム・ワイルドの「Kids in America」。タイトル見て「ふーん、アメリカの若者の歌か」と思ったそこのアナタ! そこな~んです。歌ってるのは、なんとロンドンっ子のお嬢ちゃんなんですわ。 これって、「僕、日本人だけど、フランスパンの作り方教えま~す♪」って言うようなもんですよ(
「あなたの心の中の男」が脳みそにこびりついて離れねえ!1982年 第92位 Little River Band "Man On Your Mind"
おいおい、1982年って言やぁ、MTVがグイグイ来てた年じゃねえか。髪の毛てかてか、ショルダーパッド盛り盛りの時代さ。そんな派手派手しい中で、オージーロックの雄、リトル・リヴァー・バンドが「Man on Your Mind」なんてしみったれた曲をひっさげて、ビルボードの年間チャートに92位で食い込んできやがった。 これがまた、メロディがしつこいったらありゃしない。一度聴いたら、もう脳みそから離れねえんだよ。「あなたの心の中の男」って、誰だよ!俺かよ!って思わず叫びたくなる。
マガジン
記事
老獪ロッカーの友情賛歌、94位の栄冠に輝く ―― 1982年、94位 The Rolling Stones "Waiting on a friend"
おいおい、みんな聞いてくれよ!1982年、ディスコが息絶え絶えで、ニューウェーブがうねうね這い回ってた頃の話だ。あの「舌んベロりんチョー」こと、ローリング・ストーンズが「Waiting on a Friend」って曲で、ビルボードの年間チャートに滑り込んじゃったんだぜ。なんと94位!まさに「ギリギリセーフ」ってやつだな。 「友達待ってる〜♪」なんて歌ってりゃ、そりゃあ94位にもなるわな(笑)。でもな、これがまた妙にカッコいいんだ。 ミック・ジャガーのアヒル口から零れ落ちる
「ドゥ・アイ・ドゥ」で踊りまくれ!スティーヴィー・ワンダーが放った愛のファンク爆弾 Do I DO / Stevie Wonder
おいおい、音楽好きのみんな!今日は1982年のビルボードチャートを掘り起こして、キラキラ光る宝石を見つけちゃったぜ!そう、95位にランクインした「ドゥ・アイ・ドゥ」だ。このスティーヴィー・ワンダーの曲、聴いたらもう最後、体が勝手に動き出すから要注意だぞ! スティーヴィー・ワンダー、天才のファンク魂爆発!まず、このスティーヴィー・ワンダーって人物がすごいんだ。1950年生まれの彼、目が見えないのにピアノはおろか、ドラムスにハーモニカにシンセサイザーまで何でも演奏しちゃうんだぜ
「週末のために生きろ!」80年代の労働者たちの魂の叫び "Working for the Weekend by Loverboy"
ヘイ、音楽ジャンキーのみんな!今日は1982年のビルボード・チャートを深掘りして、96位にひっそりと潜んでいた隠れた名曲を発掘しちゃうぞ!そう、Loverboyの「Working for the Weekend」だ! しかも邦題は「それ行け!ウィークエンド」だぞ。これは週末に期待するしかないね!(何を?) まず、このバンド名。Loverboy(ラヴァーボーイ)って。なんだよ、キザったらしい名前だな~と思いきや、実はカナダ産。Rushみたいなバンドもいれば、こういうバンドも
デュエット曲の流行りに終止符を打った曲。Diana Ross & Lionel Richie 'Endless Love'
1981年の2位に堂々のランクインは'Endless Love'でした。 って、ことで終わりにしたいぐらいなんですが、BillBoardのDuet Songで歴代で最高だということなんで、この曲の評価はエンドレスなんですね。 だけど、何だかなあ、という思いも強いわけなんですよ。大体ねえ、この二人が組んじゃったらまずいだろ、という事なんですよ。1970年の後半あたりから、有名どころや、意外な組み合わせのDuetが増えてきたわけなんですが、まあ、大体ヒットするわけなんですよ。
John Lennon '(Just Like) Starting Over' 時代の変化を象徴することとなった皮肉な曲 1981年の年間チャート第4位
1981年の年間チャート4位はJohn Lennonさんのこの曲。 この曲自体は、典型的なJohn Lennonさん節ともいえるような彼の魅力が詰まった曲です。1970年のBeatles解散の後、かなり実験的な作品やコンサートも発表していたのですが、1980年に入って行き着いたのは、やはり元の姿というか、彼にとっての原点への復帰ともいえる感じの曲で、優しく温かみのあるメロディが印象的です。 この曲がアメリカで発表されたのが1980年の10月。彼が射殺される1か月半前です。