Ise Ebiji

Living in the Past 過去聴いてきた、プレイしてきた音楽をまとめてみよ…

Ise Ebiji

Living in the Past 過去聴いてきた、プレイしてきた音楽をまとめてみようと一念発起。 洋楽、TOP40多め。ベース弾き。 世捨て人になれないし、なろうとも思わない執着人。 お目汚し失礼。ご一読、ご視聴下されば幸甚。

マガジン

  • Billboard Top100 in 1981

  • ソロベース

    ベース弾こうぜ! 練習楽しいよな!

  • Billboard Top 100 in 1980

    Billboardの年間チャートをじっくり聴いてみて、いろんなこと書きます。まずは1980年から始めます。

  • Living in the Past ~ 80's洋楽体験

    80年代の洋楽を語っていきます。 思い出補正が多めになると思います。

  • FoxDotで広げる世界

最近の記事

真夏の街を疾走する白金の叫び声!ビリー・アイドルの「Hot in the City」が教えてくれた、アツい生き方 1982 90th Billy Idol "Hot in the City"

今日はね、1982年、つまりE.T.が空を飛んでた年の音楽シーンから、めちゃくちゃアツい一曲を掘り起こしてきたぜ! それが、ビリー・アイドルの「Hot in the City」!ビルボード年間チャートで90位にランクインした、白金の叫び声の持ち主による都市賛歌だ! パンクの不良少年からMTVの帝王へ まず知っておいてほしいのが、このビリー・アイドルっていう男。本名ウィリアム・マイケル・アルバート・ブロード。なんか貴族みてぇな名前してるけど、実際はロンドンの街角で暴れまわ

    • 「アメリカの若者」を歌うイギリス娘の大胆不敵!1982年 92nd, Kim Wilde "Kid's In America"

      どうも! 今日はね、1982年のアメリカン・チャートから、めっちゃイケてる"珍事件"をご紹介しますよ。 衝撃の事実その1:「おいっ、英国人じゃんか!」 Billboard年間チャート91位、キム・ワイルドの「Kids in America」。タイトル見て「ふーん、アメリカの若者の歌か」と思ったそこのアナタ! そこな~んです。歌ってるのは、なんとロンドンっ子のお嬢ちゃんなんですわ。 これって、「僕、日本人だけど、フランスパンの作り方教えま~す♪」って言うようなもんですよ(

      • 「あなたの心の中の男」が脳みそにこびりついて離れねえ!1982年 第92位 Little River Band "Man On Your Mind"

        おいおい、1982年って言やぁ、MTVがグイグイ来てた年じゃねえか。髪の毛てかてか、ショルダーパッド盛り盛りの時代さ。そんな派手派手しい中で、オージーロックの雄、リトル・リヴァー・バンドが「Man on Your Mind」なんてしみったれた曲をひっさげて、ビルボードの年間チャートに92位で食い込んできやがった。 これがまた、メロディがしつこいったらありゃしない。一度聴いたら、もう脳みそから離れねえんだよ。「あなたの心の中の男」って、誰だよ!俺かよ!って思わず叫びたくなる。

        • 「永遠って何だ?」マイケル・マーフィーが問いかける1982年の珠玉のバラード

          ヘイ、音楽好きの皆さん!今日は1982年のビルボードチャートを掘り起こして、93位にひっそりと輝いていた隠れた名曲を紹介するぜ。その名も「What's Forever For(永遠って何だ?)」by マイケル・マーティン・マーフィー。タイトルからして哲学的で、なんだか頭がクラクラしてきそうだけど、心配すんな。この曲を聴けば、あなたの人生観が180度変わるかもしれないぜ! 「永遠」を探す旅に出よう!まず、この曲のサウンドだ。アコースティック・ギターとピアノが織りなす穏やかなメ

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        • 「あなたの心の中の男」が脳みそにこびりついて離れねえ!1982年 第92位 Little River Band "Man On Your Mind"

        • 「永遠って何だ?」マイケル・マーフィーが問いかける1982年の珠玉のバラード

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        • Billboard Top100 in 1981
          100本
        • ソロベース
          7本
        • Billboard Top 100 in 1980
          94本
        • Living in the Past ~ 80's洋楽体験
          15本
        • FoxDotで広げる世界
          9本

        記事

          老獪ロッカーの友情賛歌、94位の栄冠に輝く ―― 1982年、94位 The Rolling Stones "Waiting on a friend"

          おいおい、みんな聞いてくれよ!1982年、ディスコが息絶え絶えで、ニューウェーブがうねうね這い回ってた頃の話だ。あの「舌んベロりんチョー」こと、ローリング・ストーンズが「Waiting on a Friend」って曲で、ビルボードの年間チャートに滑り込んじゃったんだぜ。なんと94位!まさに「ギリギリセーフ」ってやつだな。 「友達待ってる〜♪」なんて歌ってりゃ、そりゃあ94位にもなるわな(笑)。でもな、これがまた妙にカッコいいんだ。 ミック・ジャガーのアヒル口から零れ落ちる

          老獪ロッカーの友情賛歌、94位の栄冠に輝く ―― 1982年、94位 The Rolling Stones "Waiting on a friend"

          「ドゥ・アイ・ドゥ」で踊りまくれ!スティーヴィー・ワンダーが放った愛のファンク爆弾 Do I DO / Stevie Wonder

          おいおい、音楽好きのみんな!今日は1982年のビルボードチャートを掘り起こして、キラキラ光る宝石を見つけちゃったぜ!そう、95位にランクインした「ドゥ・アイ・ドゥ」だ。このスティーヴィー・ワンダーの曲、聴いたらもう最後、体が勝手に動き出すから要注意だぞ! スティーヴィー・ワンダー、天才のファンク魂爆発!まず、このスティーヴィー・ワンダーって人物がすごいんだ。1950年生まれの彼、目が見えないのにピアノはおろか、ドラムスにハーモニカにシンセサイザーまで何でも演奏しちゃうんだぜ

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          「週末のために生きろ!」80年代の労働者たちの魂の叫び "Working for the Weekend by Loverboy"

          ヘイ、音楽ジャンキーのみんな!今日は1982年のビルボード・チャートを深掘りして、96位にひっそりと潜んでいた隠れた名曲を発掘しちゃうぞ!そう、Loverboyの「Working for the Weekend」だ! しかも邦題は「それ行け!ウィークエンド」だぞ。これは週末に期待するしかないね!(何を?) まず、このバンド名。Loverboy(ラヴァーボーイ)って。なんだよ、キザったらしい名前だな~と思いきや、実はカナダ産。Rushみたいなバンドもいれば、こういうバンドも

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          兄貴!今夜はAORだな! 1982年第97位 Goin’Down / Greg Guidry

          よぉ、音楽マニアの皆さん!今日はちょいとマニアックな曲を掘り起こしちゃうぜ。1982年のBillboardチャートで97位にランクインした、グレッグ・ガイドリーの「Goin' Down」! え? 知らねーって? いやいや、これがまた染みる曲なんだわ。 まずはこのグレッグって奴の経歴からして味わい深えぜ。1954年生まれのセントルイス野郎で、ガキの頃からピアノとゴスペルをやってたんだと。で、ティーンの頃にはなんとドゥービー・ブラザーズのマイケル・マクドナルドとバンド組んでたっ

          兄貴!今夜はAORだな! 1982年第97位 Goin’Down / Greg Guidry

          ソフトロックってなんやねん。1982年98位。Arthur's Theme / Christopher Cross

          よっしゃー!1982年のビルボードチャート、今日はその奥深~い世界に潜入しちゃうぜ!98位か...普通なら「へぇ~」で終わっちまいそうだけど、そこがミソなんだよな~。 えっとね、その98位に輝いた(笑)のが、クリストファー・クロスの「ニューヨーク・シティ・セレナーデ」...じゃなくて「アーサーのテーマ」なんだよ。タイトルからして紛らわしいったらありゃしねぇ! この曲、映画「アーサー」のサントラなんだけどさ、アカデミー賞までゲットしちゃったんだぜ。すげぇだろ?98位の曲がア

          ソフトロックってなんやねん。1982年98位。Arthur's Theme / Christopher Cross

          まさにアメリカンポップスの大御所。1982年99位。Through the Years  Kenny Rogers

          今回は1982年のビルボードチャート99位に入った、ケニー・ロジャースの"Through the Years"をご紹介します。この曲は、アーティストの人生を振り返るような歌詞が特徴的です。メロディーはゆったりとしたバラードで、ロジャースの温かみのある歌声が心に響きます。 スティーブ・ドーフとマーティ・パンザーによって書かれ、ライオネル・リッチーがプロデュースしました。ケニー・ロジャースのアルバム『Share Your Love』からのシングルとして1981年12月にリリースさ

          まさにアメリカンポップスの大御所。1982年99位。Through the Years  Kenny Rogers

          人脈も華やかなカントリー姉さんの新境地。1982年100位。Edge of Seventeen Stevie Nicks

          だいぶ更新から離れていて、久しぶりの記事投稿です。サボっていた期間にも多くの方にいいね!を頂いたりしていて、誠にありがたいです。ありがとうございます。 後世の人たちに、過去の遺産を残すというのも難しいもので、自分の文才の無さを痛感して、うまく紹介できていないよな、なんて思ったりもしますが、そこはまあ、書きながら上達するしかないんでしょうね。言い訳です。 で、再開した1曲目が、これ。Stevie姉さんなのですが、Stevieって、男女兼用の名前なんでしょうかね。Wonder

          人脈も華やかなカントリー姉さんの新境地。1982年100位。Edge of Seventeen Stevie Nicks

          まさに1981年のトップにふさわしい曲。Kim Carnes 'Bette Davis Eyes'

          1981年の年間チャート第1位に輝いたのは、この曲。Kim Carnesさんですね。 曲の好みは人それぞれだとは思いますが、それこそ、これぐらい世界中で大ヒットした曲は無いですよね。イントロのシンセのリフレインも印象的ですが、そこに彼女の声が重なるとそれだけで、この曲の世界に引き込まれます。 Kimさんは、失礼だとは思いますが、決して上手なシンガーとは言えないですし、彼女の特徴であるハスキーな声も人によっては受け付けないでしょう。でもこの曲にはこの声でないとダメなんですよ

          まさに1981年のトップにふさわしい曲。Kim Carnes 'Bette Davis Eyes'

          デュエット曲の流行りに終止符を打った曲。Diana Ross & Lionel Richie 'Endless Love'

          1981年の2位に堂々のランクインは'Endless Love'でした。 って、ことで終わりにしたいぐらいなんですが、BillBoardのDuet Songで歴代で最高だということなんで、この曲の評価はエンドレスなんですね。 だけど、何だかなあ、という思いも強いわけなんですよ。大体ねえ、この二人が組んじゃったらまずいだろ、という事なんですよ。1970年の後半あたりから、有名どころや、意外な組み合わせのDuetが増えてきたわけなんですが、まあ、大体ヒットするわけなんですよ。

          デュエット曲の流行りに終止符を打った曲。Diana Ross & Lionel Richie 'Endless Love'

          Kenny Rogers 'Lady'  1981年 Billboard年間チャート3位

          1981年の3位が、Kenny Rogersさんです。この年はやはり大御所復活の年だったのですね。 この曲はライオネルリッチーさんの作品なんです。R&Bとカントリーの合体というのは、大御所の彼も十分意識していたようですが、その結果生み出されたこの曲は、結果的にバラードとして大成功なのですから、やはり才能のある方は違うのだなと思います。 Kennyさん自身は、この時点で十分にスーパースターだっだのですが、年間チャートではこの曲が一番のヒット曲となったこと。また、この曲の成功

          Kenny Rogers 'Lady'  1981年 Billboard年間チャート3位

          John Lennon '(Just Like) Starting Over' 時代の変化を象徴することとなった皮肉な曲 1981年の年間チャート第4位

          1981年の年間チャート4位はJohn Lennonさんのこの曲。 この曲自体は、典型的なJohn Lennonさん節ともいえるような彼の魅力が詰まった曲です。1970年のBeatles解散の後、かなり実験的な作品やコンサートも発表していたのですが、1980年に入って行き着いたのは、やはり元の姿というか、彼にとっての原点への復帰ともいえる感じの曲で、優しく温かみのあるメロディが印象的です。 この曲がアメリカで発表されたのが1980年の10月。彼が射殺される1か月半前です。

          John Lennon '(Just Like) Starting Over' 時代の変化を象徴することとなった皮肉な曲 1981年の年間チャート第4位

          洋楽アイドルの世界へようこそ。Rick Springfield 'Jessi's Girl' 1981年、年間5位。

          このビデオで見られるようなダブルのスーツも、折り目正しい大き目なパンツの姿もすべてが80年代前半の象徴のように思えます。 洋楽アイドルという存在があって、まあ、日本でもMusic Lifeという雑誌を中心に盛り上がってたんですよ。80年代の前半では必ず、この方の名前が出るでしょう。 といっても1949年生まれだから、この時ですでに32歳。若くはないんですが、この堀の深さと長身は、洋楽アイドルというカテゴリでは十分通用しますよね。当時の洋楽系婦女子の方々の注目を一身に集めて

          洋楽アイドルの世界へようこそ。Rick Springfield 'Jessi's Girl' 1981年、年間5位。