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Billboard Top40を振り返る。    1980 85th Eddie Rabbit 'Drivin' My Life Away'

さて、チャートを聴いていると、名前はよく聞くんだけれども、何なんだかあまり印象に残らない人っているんです。名前は知ってる、あれ?でも曲名が出てこないとか、ああ、いましたよね、程度で終わってしまう人が。このEddie Rabbittさんも、そういうミュージシャンの上位10人中、4位ぐらいに入りそうな人です。(日本人から見たら、という仮定ですけどね)

で、調べてみるとかのElvis Presleyに曲を提供していたり、かなりの経歴をお持ちなのだとわかりました。Country Musicの世界ではかなり高名な方なのだと思います。

この曲も、典型的なカントリーロックンロールですよね。アメリカの田舎、埃っぽさ、乾燥した大地に降り注ぐ日の光の中を、馬鹿でかいオープンカーで疾走する、アメリカ野郎の姿が思い浮かぶような音です。

で、これね、日本で聴いてるとカントリーだね、ぐらいで終わってしまうんですけれど、本当にアメリカでこうした曲聴くと、彼の地の空気にものすごくあってるんですよね。まあ、新婚旅行で張り切って行ったフロリダで聴いたぐらいの経験なんですが、ああ、こういう天気だとカントリーが聴きたくなるよね、って、すごい納得した覚えがあります。あの時にツアコンさんの車から流れてきたあの曲、それこそ曲名も歌手名もわかりませんでしたが、あの広くて乾燥した大地にピッタリでしたよ。

カントリーロックって、一片の曇りもない、本当に明るい感じの曲が多いですが、まあ、アメリカ人さんがあれだけ陽気に見えるというのも、なんとなく理解できるような気になります。

このEddieさんの曲もそんなメリケンさんに根強い人気を誇っているんでしょう。ご本人は1998年に56歳で逝去されたとのこと。意外と早く亡くなられてるんですよね。

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