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ビルボードTOP40を振り返る    1980 99th Joe Walsh 'All Night Long'

1980年の99位は、Joe WalshのAll Night Longです。100位と、この曲と2曲続けてアメリカを感じさせるロックチューンが並んでいるんですね。100位のRefugeeがシリアスなロックチューンであるのに比べると、こちらはリラックスした感じの曲になっています。


ロックといっても、カントリーロックなんです。このジャンルの頂点はEaglesなんでしょうが、1970年から90年代ぐらいまでのカントリーロックの人脈はすべてEaglesに収斂されていくように動いていましたね。

カントリーロックというジャンルも、日本ではいまいち人気のないジャンルなんですよね。Eaglesは断トツですが、次に挙げろと言われると、思い浮かばないんですよ。Pokoとか、あるんですけれど、ほとんど聞いたことないや。

Joe Walshさんも、のちにEaglesに参加して、しっかり居座ることとなるのですが、70年代はJames Gangで活躍していた名ギタリストです。かなりエキセントリックな演奏とボーカルスタイルで独特な世界を築いていたのですが、これも日本ではあまり人気ないんですよね。私も後聴きで知ったぐらいですが、アメリカではギターヒーローとしての地位も確立しているようです。

こういう人がしっかりランクインしているところがアメリカのチャートという感じがして面白いですね。改めて聞いてみてもいい曲、いいギタリスト、いいボーカリストだと思います。

アルバムを探したのですが、Urban Cowboyという映画のサントラでした。この映画は知らんかった。完全書下ろしかどうかはわかりませぬが、彼のオリジナルアルバムには収録されていないようですね。なので、主演のトラボルタ氏をあしらった、サントラのジャケを貼っております。

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