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兄貴!今夜はAORだな! 1982年第97位 Goin’Down / Greg Guidry



よぉ、音楽マニアの皆さん!今日はちょいとマニアックな曲を掘り起こしちゃうぜ。1982年のBillboardチャートで97位にランクインした、グレッグ・ガイドリーの「Goin' Down」! え? 知らねーって? いやいや、これがまた染みる曲なんだわ。

まずはこのグレッグって奴の経歴からして味わい深えぜ。1954年生まれのセントルイス野郎で、ガキの頃からピアノとゴスペルをやってたんだと。で、ティーンの頃にはなんとドゥービー・ブラザーズのマイケル・マクドナルドとバンド組んでたっつーんだから、ビックリこいた!

この「Goin' Down」、タイトルからして「どんどん落ちてくぜ〜」みてーな感じだけど、実はチャートでは17位まで上がってんだよな。矛盾してんじゃねーかって? いやいや、そこがまた粋なんだって。

で、ここからが重要なんだ。この曲、実はAOR(Adult Oriented Rock)なんだぜ。ガツンと来るロックじゃなくて、しっとりと大人の心に染み入るような音なんだよ。夜のドライブにピッタリってやつさ。メロウなピアノの音と、グレッグの渋い声が絡み合って、大人の恋心とか、人生の哀愁とかを歌ってんだよ。たまらねえよなあ。

1982年っつったら、サバイバーの「Eye of the Tiger」とかジョーン・ジェットの「I Love Rock 'n Roll」とかがガンガン鳴ってた年だぜ。そんな派手な曲たちの中で、このグレッグの「Goin' Down」は、こっそりとウイスキーをチビチビやってるような、そんな渋い雰囲気を醸し出してたんだ。

そういや、このグレッグ野郎、他のアーティストにも曲書いてたんだぜ。クライマックス・ブルース・バンドとかエグザイルとか。おいおい、レバ・マッキンタイアにまで曲提供してんのかよ! ロックからカントリーまで、ジャンル無視で暴れまくってやがる。これぞAORの精神だぜ。大人の懐の深さってやつよ。

ってか、こいつの人生がAORそのものじゃねーか? CBSと契約して、ヒット曲出して、でも結局49歳で早逝しちまう。静かに燃えて、静かに消えていく。そこがまたカッコよくてさ。また実際に、この人燃えてるんだよな。

まー、正直言って俺もこの曲、そのは聴いたことなかったんだけれどさ。でもよ、こういう埋もれた名曲ってのは宝の山なんだぜ。みんなが知らねーからこそ、発掘した時の喜びってのは格別なんだよな。

ってことで、音楽好きの諸君! さっさとスマホ取り出して「Goin' Down」検索かけろや! きっと新しい音楽の扉が開けるぜ。いや、開かなくてもいいか。だって音楽って、そういう冒険が楽しいんだからよ! 有名どころばっか聴いてっと、こういう隠れた名曲に出会えねーんだぜ。グレッグ・ガイドリー、天国で笑ってるぜ。「おいおい、オレの曲まだ覚えてる奴いんのかよ!」ってな。

さぁて、今夜はグレッグ・ガイドリーの曲を検索してでも引っ張り出して、ウイスキー片手に「Goin' Down」聴きながら、1982年にタイムスリップしちまおうぜ! 行くぞ、大人の音楽の旅! しっとりと、でも熱く、心に染みる音楽の世界へ!

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