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「アメリカの若者」を歌うイギリス娘の大胆不敵!1982年 92nd, Kim Wilde "Kid's In America"


どうも! 今日はね、1982年のアメリカン・チャートから、めっちゃイケてる"珍事件"をご紹介しますよ。

衝撃の事実その1:「おいっ、英国人じゃんか!」

Billboard年間チャート91位、キム・ワイルドの「Kids in America」。タイトル見て「ふーん、アメリカの若者の歌か」と思ったそこのアナタ! そこな~んです。歌ってるのは、なんとロンドンっ子のお嬢ちゃんなんですわ。

これって、「僕、日本人だけど、フランスパンの作り方教えま~す♪」って言うようなもんですよ(笑)。でも、このおバカな発想が逆に新鮮だったんですね。

衝撃の事実その2:「おいっ、まだキッズやんか!」

当時のキム・ワイルド、なんと20歳。「Kids in America」って歌ってる本人がまだほぼキッズ。これぞ"ブッダも爆笑の珍事"ですよ。でもね、この「若さ」がかえって説得力を生んだんです。

私の持論なんですが、「若さ」ってのは「無知の知」なんですよ。つまり、「知らないからこそできる」っていう。プロレスで言うところの「素人は投げられ方を知らないから、かえって投げにくい」的な(笑)

「マジかよ!」な音楽的特徴

さぁ、ここからが音楽評論の本領発揮。この曲のすごいところ、3つあります。

  1. サビの「Whoah-oh!」問題 これ、カラオケで歌うと必ず誰かが「わぁ~お!」って真似しだすんですよ。単純なフレーズなのに、なぜか脳に刺さる。まさに"音楽界の umami "ですな。

  2. シンセサイザーの使い方 当時のシンセって、まだ「うわっ、機械っぽ!」って感じだったんですよ。でもこの曲は、そのチープさを逆手に取って、若々しさを表現。これぞ"逆転の発想"。

  3. リズムの秘密 ドラムビートが「タンタン タン♪」って感じで、まるで心臓の鼓動のよう。これ、実は「アメリカの若者の心臓の音」を表現してるんです...って、今考えました。

「ええっ!」な時代背景

1982年って、すごい年なんですよ。マイケル・ジャクソンが「スリラー」出すわ、マドンナがデビューするわ。その真っ只中で、イギリスの女の子が「アメリカの若者!」って歌っちゃう。

これって、寿司職人がニューヨークでピザ屋開くようなもんですよ。でも、そのピザが「むっちゃうまい!」ってなったら、もう笑うしかないでしょ?

「へぇ~」な影響力

この曲がきっかけで、「外国人がアメリカを歌う」のが一気に市民権得たんです。まさに「コロンブスの卵」ってやつ。

今だから言える真実

実はこの曲、80年代を代表する「可愛い反抗ソング」なんです。だって考えてみてください。イギリスの女の子が「アメリカの若者はこんな感じ~♪」って歌うこと自体が、すでに反抗的じゃないですか。この時代、停滞していたイギリスので、鬱屈していた若い衆が、アメリカにあこがれる気持ちもわかる気がしますわね。

でも、その反抗が「可愛い」んです。まるで「お母さん、私、ピアスしたいな~」って言う女子高生みたいな。

結論:なぜこの曲は永遠なのか?

  1. 反抗期の可愛さを完璧に表現

  2. イギリス人の「アメリカ萌え」が詰まってる

  3. 誰でも真似できる「Whoah-oh!」の破壊力

  4. シンプルなのに奥が深い

【まとめ】

この曲って、まさに「イギリス人が作った、アメリカンドリームのファンレター」なんですよ。だからこそ、アメリカ人も「まぁ、ええやん!」って認めちゃったんでしょうね。

ちなみに最近、この曲をカラオケで歌ったら、隣の部屋のおっさんが「Whoah-oh!」で唱和してきました。音楽に年齢も国境もないって、まさにこういうことですよね(笑)

...って、ここまで書いて重大な事実があるんですよね。ここまでアメリカ礼賛みたいな曲をイギリス娘が歌っていたんだけど、このあと、例の”The 2nd British Invasion”が本格的に始まるんですよね~。New Romantics ですよ、奥さん!イギリス人が歌う、アメリカ礼賛の曲がその先陣を切っていたなんて、何たる皮肉なんでしょうね、いやあ、面白いなあ。

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