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地域によって特色がある「御頭神事」

先日も記事に書いた、御頭神事。2月11日は御頭神事が集中する日で、午前中は明和町の「前野の御頭神事」、午後は「城田神社の御頭神事」へ行きました。

ネギサンと子供2人(頭に紙垂を着けた天狗役、御頭さんの後ろで舞う後舞)で構成されています。

前野の御頭神事:
明和町で唯一行われ、神事を行う「ネギサン」を5軒(かつては7軒)の家が世襲し、江戸時代より守り伝えてきました。お供えをした家、一軒一軒に対して、寺の前で一回りしながら舞います。

城田(きだ)神社の御頭神事:
お昼頃より神事が開始され、その後獅子舞が行われましたが、なんと2時間ぶっ通しで舞が続きました。途中舞い手が何度か代わり、その合間に御頭さんの頭の紙垂(しで)をいただいたり、頭を噛んでもらったりしました。

最後に注連縄を焼き、橿原神宮がある西へ向かって一礼する御頭さん

「食することで一年間健康で家族円満でいられる」と言い伝えのある、名物「大根炊きの味噌煮込み」。大鍋に大量に炊いて、参拝客に振る舞います。タッパーを持参するのが定番らしく、持っていなかったですが、「いっぱい持ってって」と使い捨ての容器に入れて下さいました。
手作りの竹の串に刺してもらい、その場でいただきました。味がしみしみで美味しかったです。

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