個人で週末起業的に特定テーマ特化のメディアを作って運営してて赤字だけど問題ない話
個人でやってるWEBメディアが300万くらい使ってるんですけど、それを続けていく理由をこっちで書きます。
元記事: https://note.mu/isay53/n/nf94c76c4e6bf
元記事で書かなかったのは、読む層が違うんじゃないかなと思ったからです。
【1】好きなことで競合がいなくてやらないと勿体ないと思いました
これは最初のきっかけ的な部分です。コーヒーのメディアは先駆者がいませんでした。今時思いついた物がまだ存在しないって凄まじく貴重なので、それだけでもう作らないと勿体ないと思います。採算も無視しても色々なメリットが後から付いてくるんじゃないかと思います。しかも自分の好きなジャンルなんだから奇跡だと思ってます。この事業をやりたいと思ったのでその気持ちを大切にしています。
そもそも前の記事で書いたんですが、石原さとみレベルの成長率なのでないことに気づいて作らないのは勿体ないです。
僕の場合は「学生団体検索サイト ガクナビ」で同じような成功体験があるので、やらないと勿体ない感は人一倍強いです。 http://www.gakunavi.info/
【2】僕のキャリア的にこれ単体で儲からなくて良い。
僕はフリーランスのWEBアナリスト・コンサルタントなので、直接収入がなくてもその広告塔になれば良い訳です。
僕を雇ってくれればこれくらいの物は片手間でも作れますという言い方も出来ますし、僕のお客さんになり得る経営者さん的には雇われコンサルよりは、個人で事業立ち上げの経験がある変なやつの方が信頼できるんじゃないかと思ってます。
過去の例からすると、もうちょっと大きくなると広告が来たりして、その広告持ってきた会社と話してると根本的には自社のマーケティングが弱いからじゃんってなって、コンサルティングの案件になったりすると思ってます。
2016年11月7日 追記。実際書いて3件仕事の相談が来ました。
【3】メディア運営で人に仕事を任せる経験が欲しい
僕はいわゆる新卒フリーランスなので、組織で人に掛け合って働く経験だとかオーソドックスな社会人的な経験が著しく欠けています。
自分で全部やればいいから一人で仕事をするのはものすごい楽です。それが強みだとも思ってたんですけど、それはそれでこの年だとどうなのって思ったからそういう経験をしてみたかったというのがあります。就職するのは論外なので、クライアントからの仕事がそうなればいいんですけど、そうなるとも限らないので、自分で作るしかありませんでした。
人に仕事を振る、人に自分の仕事を切って任せる、自分と気持ちよく働いてもらえるように考える、コミュニケーションするという部分を養う環境が欲しかったという感じです。
【4】ビジネス的な目標
短期で儲からなくても、コーヒーメーカーのアフィリエイトととかやったらすげー儲かるんじゃないかなと思ってます。単価が高いので。で、結局競合ないのと、コーヒーを趣味にするというコンセプトがあるので、サイト内でユーザーを育成してここに到達してもらえたらいいなという目標があります。
【5】単純に面白い、勉強になる
自分の好きなジャンルで自分の立ち上げた事業だから面白いに決まってるんですよね。実質趣味で育成ゲームなので24時間出来ます。自分の作ったものが人に見てもらえるのがやりがい、自分の試行錯誤が数字でリターンされるのが快感なのでWEBメディアの運営なんて楽しいことだらけです。
そこの試行錯誤は前述のアナリスト業・コンサル業にも生きてきます。こういう地下実験を経ているので、ある程度の確証とノウハウを持って、胸を張ってコンサル業に当たることが出来ているわけです。
【6】好きな事で遊んで行きていける流れを作りたい
僕は仕事楽しく出来ているんですけど、大多数の人がそうじゃないと思っててそういう人は働かないで済んで、好きな事だけやって生活出来る社会になって欲しいなと思ってます。僕がめっちゃなんとかするのは大変そうだしどうせ一人じゃ無理なので、僕はやれる範囲で今できることをしてなんとか近づけますくらいのモチベーションです。
世の中的には仕事頑張れよっていう方が正しい気がするんですけど、仕事楽しい僕がいうとなんだこいつってなるので、楽しいことだけやる世界がくれば多分ベストなんだと思います。でも人生の1/3くらい仕事に使うんだからその時間楽しくないと苦行じゃないのってやっぱ思うんですよ。
僕は以前めっちゃ仕事嫌いになってしまって、毎日銀座線の端から端までαヒーリングの音楽を聴いて、その日が早く終わるのを願いながら仕事に赴いて、精神をすり減らしていた時期があったんですが、その反動で楽しいと思える仕事しかしたくないなと今思ってます。
少なくともそういう考えがあるので、僕は楽しいお仕事を追求して生きていくべきでなんかそういう象徴になろうと思っています。楽しそうなお仕事だけを楽しい条件で受けてます。そしてこのコーヒーメディアは僕が好きなことの塊なので楽しいことだらけなのでその点は満たしている自信があります。
満たされてるので、可能ならこれを分けてあげたいと思いました。で、カフェで良い物食べてそのレビュー書いたりとかコーヒー好きな人がコーヒーのこと書いて、お金もらえたら僕は記事作成の労力が浮くし、それ結構近いんじゃないかなと思いました。
報酬が相談制だったり、テーマをライターに任せたり、著者情報をライターに決めてもらったりと自由度が高い方針なのはそのあたりに起因しています。僕が原稿を書いてもらいたい人に適切な報酬を上げて気持ちよくお仕事してもらうのが楽しいです。
ライターさんは未経験の方が多く、コーヒーが好きな人の方が多いですが、そういう人の方が良い物書いてくれる気がします。好きでやってるから。そういう仕事をちょっとづつ僕から作れるように、増やしていけたらいいなと今は思っています。
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