Tomoshibi Pitch 2024 開催レポート②
学生団体ISARIBI with 24年度代表を務めております、髙澤佳乃です。
4/14に開催された、本団体主催イベント「Tomoshibi Pitch」について、前回に引き続き、本記事では、②Tomoshibi Pitchまでの道のりと本番!について書きます!
登壇発表準備
登壇者は、3月末から発表に向けての準備を進めていきました。
たった3分の時間で、自分のやりたい想いをどのように話せば聴いている人の心を掴めるか、スライドを作って発表練習をするたびに、何度も修正を繰り返しました。
他のメンバーからフィードバックをもらう中で、自分の中でも考えきれていない部分が露わになってきます。その都度苦しみながらも向き合い、誰かに話してみながら、時には紙に書いてみながら、胸に秘めた想いを言語化していきました。
登壇者から出てくる想いを整理して返してあげることが得意だったり、狭まりがちな視野を広げてあげることが得意だったり、寄り添い共感することが得意だったり。ISARIBI withに所属する沢山のメンバーが、各々の形で登壇者と共に、やりたい想いの火種を突き詰めていきました。
会場ブース準備
イベント当日に使用するアイテムは、みんなで作成しました!
ISARIBI withの1期生と2期生が初めて対面で同じ場に集う機会でもあり、自己紹介をしたり、お互いの活動や学んでいることについて話しながら、和気あいあいとした空間で作業を進めました。
また、イベント当日までのカウントダウン写真をみんなで撮りに行ってもらった際には、いろんな函館の場所で撮りたい!という撮影隊のこだわりに、函館愛を感じました❤️
夜は、メンバーお手製のカレーを囲んで、Tomoshibi Pitchに向けての各々の想いを話す時間を過ごしました。
Pitchの場へ来た人にどんな時間を過ごしてほしいのか、来てくれた人がどう思って帰ってほしいのかを考え、共有する時間。これによって、Tomoshibi Pitchが、より自分ごとになり、みんなの中でも改めて火が再燃したタイミングでした。
最後はみんなで円陣を組み、気持ちを1つにしました🔥
イベント前日
当日使用するアイテムの制作や、各ブースの物品確認、会場レイアウト確認など、みんなで分担して取り掛かりました!
登壇者にとっては、最後のスライド追い込みの時間でもありました。登壇者が1つの場に集い、お互いにフィードバックしながら、改良と練習を繰り返しました。
札幌からも数名学生が来てくれて、一緒に制作やフィードバックに加わってくれたことから、函館・札幌間の良い交流の機会にもなりました!
夜、みんなで食べたラッピのチャイチキ!
おいしかった…!✨
イベント当日
ついに迎えた、イベント当日!
朝から、会場の設営に大忙しでした。時々トラブルもありながらも、みんなで手分けして作業を進め、会場内では助け合う声が飛び交っていました。この姿からも、改めてISARIBIメンバーの暖かさを感じました。
続々と当日スタッフが集まり、同じ場を作る人同士の紹介や、ピッチへの想いを伝え、想いを1つに、開場までの時間を過ごしました。
いざ、開場!
タイムテーブルは以下のようなものでした。
当日は4つのコンテンツを会場内で行なっていました。
コンテンツ1:ピッチ発表
学生が1人3分間で、「函館もっと良いまちにするため、函館を舞台にやりたいこと」を発表します。
今回登壇した学生は、計8名でした!
コンテンツ2:Tomoshibi Maps
このエリアでは、ピッチ登壇者が来場者の方々と直接話すことができ、質問やフィードバック等を間近で受けることができます。また、プロジェクトメンバーは、共に実現する仲間集めに奔走していました。
机には大きな函館の地図を用意しました。
数箇所の函館を代表するランドマークのオブジェを配置し、登壇プロジェクトの実施場所に、プロジェクト名が書かれたピンが立ててあるだけの未完成の地図。
協力できそうなTomoshibiプロジェクトや、メンバーになりたいプロジェクトを見つけ、自分の名前を書いた人型のピンを地図の上に刺していきました。
また、それぞれの「繋がり」を可視化した糸で、人やプロジェクト同士を繋いでいきました。
さらに地図の上には、来場者の方々からのプロジェクトに対するフィードバックが書かれたイカが泳いでいます。
会場の皆さんと、Tomoshibiプロジェクトとの交流から生まれた繋がりで、ここにしかない函館の地図を作りあげました。
学生と地域の方が熱いコミュニケーションをとっている姿が印象的で、学生の想いに、地域の方が真正面から向き合ってくださり、地域の方の温かさでこの会場の空気感が作られていることを感じました。
コンテンツ3:センパイブース
ISARIBI with以外にも、函館内外で活躍している団体・学生と交流できるブースを用意し、普段私たちが交流する機会の少ない学生とも、互いの活動について知る機会になりました。
来場者の皆様にも、AI、教育、水産、環境、ITなど、分野を問わず素敵な活動をしている学生がいることを知っていただく機会を作れたのではないでしょうか!
(参加団体:aiEDU Japan, AQSim, アースデイ函館実行委員会, ハコぴよ, レディ魚ー)
コンテンツ4:ISARIBIブース
ISARIBI withがどんな団体なのかを知ってもらうため、昨年度の最終報告会のグラフィックレコーディングや謎解きキット、普段の活動写真等を展示しました。
来てくれた学生からは、活動頻度や団体の雰囲気に関する質問等もいただき、メンバーが1人1人対応していました!
結果発表
閉会式では、登壇した8つのプロジェクトの中から、採択される5つのプロジェクトの結果発表がありました。
投票は1人1票、会場投票とメンバーによる投票によって決められました。
結果は…以下の5つのプロジェクトの採択が決まりました!
残念ながら採択されなかったプロジェクトもありましたが、自分たちの想いをまとめあげ、あの場に立ったこと自体、確実に大きな経験に繋がったと思います。会場の皆様の元にも、灯火が燃え移る、素敵な時間を共に作れたのは、みんなの想いがあってこそ!本当にありがとう!
振り返り
当日会場には127名もの来場者の方に来ていただくことができました!皆様のおかげで、会場はものすごく熱い場になりました。
登壇者の学生にとっては、何度も自分と向き合い、共に助け合いながら形にしていく日々。みんなの変化が目に見えて感じられ、これからの更なる変化が楽しみです。
また、会場の皆様の表情を見ながら、函館で何か起きそうだ!とワクワクするような気持ちを届けられていたように感じています。
皆様の学生への温かいお声がけがあったからこそ、私たちも次の段階へと、ワクワクして進むことができます。
私たち自身もワクワクすることを、これから函館のまちで、もっともっと生み出していきます!
長くなりましたが、ここまで読んで下さってありがとうございました!
改めて、この会に関わってくださった全ての皆様に感謝申し上げます!
今回来れなかった方も、様々な形で関わる機会がありますので、これからも応援よろしくお願いします!
この日がISARIBI withにとって新たなスタートを切る日。
新たなメンバーとともに、進化していきます!🔥
今後のイベント告知!!
9/29(日)北海道大学函館キャンパス「すいかみかん」にて、活動報告会を実施します!
今回採択された5つのプロジェクトの約半年後の姿はどうなっているのか…!
楽しみですね!是非聴きに来てください!